2022.06.08

洗顔のしすぎには気を付けて!洗顔のしすぎにならない正しい回数とは?

スキンケアの基本である洗顔。
皮脂のベタつきや毛穴のつまりなど、よく見えるので気になりますよね。
この汚れ、しっかり洗えば洗うほどいいと思って洗顔をしすぎていませんか?

実は、洗顔のしすぎはニキビや肌荒れを招いてしまうことがあります。
ただ闇雲にごしごしこすったり何度も洗顔するのではなく、適切な方法で洗顔することが大切です。

今回は洗顔のしすぎにならない適切な洗顔回数と方法を解説します。
日常の洗顔について見直すことで、美肌への入り口を開きましょう!

洗顔のしすぎは逆効果!?

どうして洗顔のしすぎは肌を痛めてしまうのでしょうか?

もちろん、洗顔で皮脂や毛穴の汚れを落として肌を清潔な状態にしなければ、スキンケア化粧品の美容成分が肌に浸透せず、美容効果があまり感じられなくなってしまいます。

しかし、洗顔をしすぎることで、本来肌を守るために必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまい、皮脂が余分に取り除かれてしまうので肌の乾燥を引き起こしてしまいます。

また、肌を守ろうとするために過剰に皮脂が分泌されることもあるため、毛穴詰まりやニキビが発生してしまうことも。
さらには、肌のバリア機能が低下し汗や花粉などの外部刺激に敏感になり、痒みや肌荒れの要因にもなってしまいます。

そのため、洗顔をしすぎないよう、正しい回数で洗顔をおこなう必要があります。

洗顔は朝と夜の1日2回ベスト!

「洗顔は1日何回したらいいの?」

結論から言うと、一日に洗顔するタイミングは朝と夜の2回です。
ここではそれぞれの洗顔の目的について説明します。

朝の洗顔の目的と役割

朝洗顔で落とす汚れは4つあります。

  • 寝ている間に分泌された皮脂
  • ターンオーバーでは排出された角質
  • 顔についたホコリ
  • 前日に落とし切れなかったメイク

これらの汚れをスッキリ洗い流すことでスキンケア用品の栄養が浸透し、その後のメイク乗りも断然アップします。
朝の洗顔のタイミングは、起きてすぐがベストです。

夜の洗顔の目的と役割

夜洗顔で落とす汚れは4つあります。

  • メイク落としのために使用したクレンジング
  • 日中にかいた汗
  • 酸化した皮脂汚れ
  • 大気中のチリや排気ガス

夜に落とす汚れは朝よりも落としずらい性質のものが多く、しっかり落とす必要があります。

上記の理由から、朝晩両方とも洗顔が必要なのがわかりますよね。
そのため、洗顔のしすぎにならない1日の洗顔のベストな回数は、朝晩の2回と言えます。

▶︎洗顔をしない方法についてはこちら

洗顔は1日何回?洗顔の回数が多い・少ないと起こるトラブル

洗顔の回数は、多すぎても少なすぎてもいけません。
ここからは、洗顔の回数が多い場合・少ない場合のデメリットについて紹介します。

洗顔の回数が多い時のデメリット①必要な皮脂まで取り除いてしまう

洗顔の回数が多いと、肌に必要な皮脂を奪ってしまうことも。
肌に必要な皮脂が奪われてしまうと、肌の乾燥を招いてしまいます。

また、肌の乾燥によってさらなる肌トラブルを招いてしまうことも。

洗顔の回数が多い時のデメリット②バリア機能の低下

洗顔の回数が多いと、肌に必要な皮脂以外にも、肌に必要な保湿成分まで奪ってしまいます。
保湿成分が奪われてしまうと、肌のバリア機能が低下してしまうことも。

「バリア機能」は、肌のうるおいを蓄えたり、乾燥や外部の刺激からわたしたちの肌を守ってくれています。

そのため、バリア機能が低下するとちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。
湿疹や痒みなどが出やすくなり、最悪肌がヒリヒリした状態になることも。

洗顔の回数が少なすぎる時のデメリット①皮脂や角質が溜まる

逆に洗顔の回数が少なすぎると、皮脂や古い角質が毛穴に溜まり、そのまま放置すればニキビになってしまうことも。
肌についたメイク汚れ、汗やホコリなども肌に残っている状態になり、それらの汚れが毛穴の中に入りこんでしまうのです。

それらの汚れは皮脂と酸化して黒ずみ毛穴の原因にもなりますし、ニキビの原因にもなってしまいます。

洗顔の回数が少なすぎる時のデメリット②メイクのノリが悪くなる

洗顔の回数が少なすぎると洗い流せていない不要な皮脂や汚れ、角質が肌に溜まっていき、ベタつきが気になる肌になってしまいます。
ベタついた肌でメイクをしても、メイクが浮いてしまったり、くすみがちな肌になってしまうこともあります。

洗顔の回数は多すぎても少なすぎてもメリットはありません。
朝晩2回の洗顔を軸に、自分の肌タイプや状態によって洗顔方法を変えていきましょう。

【肌タイプ別】洗顔は1日何回?洗顔のしすぎにならない正しい回数

どんな肌質であっても、基本は朝夜の2回がベストです。
しかし、肌質によって洗顔をする際に工夫をすることで肌トラブルを抑えたケアをすることができます。

【敏感肌・乾燥肌】理想の洗顔回数

敏感肌や乾燥肌の方も、基本の洗顔回数は朝晩の2回。しかし、洗顔料の選び方や洗顔の仕方にこだわりましょう。

肌が乾燥しやすい、刺激に敏感で肌が荒れやすい方は、保湿成分がしっかり入った洗顔料を選ぶといいでしょう。
洗浄成分が強めの洗顔料を使用すると、肌に必要な皮脂まで流してしまう可能性もあります。

夜に比べて朝は汚れが少ないので、乾燥しやすい冬場の朝洗顔はぬるま湯のみで行うなど、季節によって変えてみるのもおすすめです。

【脂性肌・ニキビ肌】理想の洗顔回数

脂性肌やニキビ肌の方も、洗顔回数は朝晩2回がおすすめ。
「顔が脂っぽい」「ニキビが気になる!」などの理由でも、2回以上洗顔することはNGです。

洗顔の回数が1日3回以上になってしまうと皮脂を取りすぎてしまい、かえって肌を守ろうとして過剰に皮脂を分泌してしまいます。
過剰な皮脂分泌を抑えるためにも、洗顔後は化粧水や乳液で保湿ケアもしっかり行いましょう。

日中に油分が気になる場合は、ティッシュオフするか、あぶら取り紙を使用するのがおすすめです。

【混合肌】理想の洗顔回数

混合肌も同じく、朝と夜の2回洗顔するのがベストです。
しかし、混合肌の方は部位によって乾燥していたりベタついていたりとさまざまなので、工夫が必要。

夜は全顔を洗顔料で洗うとしても、朝の洗顔はTゾーンだけ洗顔料を使用して、他の部位はぬるま湯で洗顔をしてみるのも◎。
混合肌の方はやり方や順番に気をつけながら、洗顔を行うようにしましょう。

▶︎スクラブ洗顔の頻度についてはこちら

洗顔のしすぎを防ぐ!おすすめの洗顔料

ゴシゴシ洗いをせず、洗顔のしすぎにならずにお肌を守りながら洗える洗顔料を紹介します♪

BISVEIL 泡ミツ洗顔

ワンプッシュでふわふわな泡を作ることができるので、ゴシゴシ洗いを防げておすすめです♪
ほんのり香るはちみつの香りが心地よく、泡ミツ洗顔の泡が皮脂や汚れを落とす役割をするので、洗顔による肌への負担を減らすことができます♪

▶︎詳しくはこちら

洗顔のしすぎは逆効果。正しい洗顔の回数で美肌を目指そう

洗顔のしすぎは、肌トラブルの原因となってしまうことについてお伝えしました。

洗顔のしすぎにならない回数は朝と夜の2回がベストで、洗顔する際のポイントはたっぷりの泡を使用することで、肌に負担をかけずに毛穴や皮脂などの汚れを落とすことができます。


普段なんとなく行っていた洗顔ですが、洗顔のしすぎには気をつけて、正しい回数や方法をしっかりと頭に入れて洗顔し、美しい肌作りの土台を作っていきましょう!

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