2022.07.26
【最新版】マスクの摩擦はワセリンで防ぐ!肌荒れをワセリンで防ぐ方法を紹介
マスク生活で、口の周りに湿疹やニキビができて困っていませんか?
マスクのせいだとわかっていても、簡単にマスクを外すことができませんよね。
そこでおすすめなのがワセリンです。
ワセリンは、マスクによる肌荒れの原因である摩擦や乾燥から肌を守り、肌トラブルを防ぐことができます。
今回はワセリンがマスクによる肌荒れを防ぐメカニズムを解説し、おすすめのワセリンのタイプと使用方法についてお伝えします。
マスク摩擦を防ぐワセリンの選び方とは?
マスクの摩擦を防ぐためのワセリンは、どのように選べばよいのでしょうか?
代表的なワセリンには4種類あります。
主な違いはワセリンの純度(精製の度合い)であり、肌タイプや症状・予算などによって選ぶと良いでしょう。
ワセリンは、医療機関で使われるほどお肌の刺激性が少なく、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代で使いやすいと言われています。
しかし、間違った使い方をするとかえって肌を傷めたり、肌トラブルの原因となることがあるので注意しましょう。
マスクの摩擦を防ぐワセリン①黄色ワセリン
マスクの摩擦を防ぐワセリンの1つ目は、黄色ワセリンです。
黄色ワセリンは、4種類のワセリンの中ではもっとも純度が低いです。
リーズナブルで他に比べると手が届きやすい価格帯ですが、不純物が多く含まれているため、肌が弱い体質の方やデリケートな赤ちゃんの肌には刺激が強い場合があります。
普段は普通肌であり刺激にはある程度強いと感じている方は、黄色ワセリンでマスクによる摩擦の刺激から肌を守ることできるため、手ごろに購入することができる黄色ワセリンでマスクの摩擦を防ぎましょう。
ただし、アトピー性皮膚炎などのアレルギーを持っている方などお肌が敏感な方は使用を控えた方がベター。
他の種類のワセリンを使うようにしましょう。
マスクの摩擦を防ぐワセリン②一般的な白色ワセリン
マスクの摩擦を防ぐワセリンのふたつめは、白色ワセリンです。
白色ワセリンは、黄色のワセリンの純度を高めたワセリンです。
ドラッグストアなど販売されているので、手に取りやすく手軽にマスクの摩擦を防ぐことができるのも魅力。
白色ワセリンは黄色ワセリンに比べると価格は高いですが、純度は高く敏感肌の方でも使うことができます。
医療機関でもこの白ワセリンが使われています。
マスクによる摩擦を感じていて乾燥が進んでいる場合は、肌荒れの予防として白色ワセリン使用するのをおすすめします。
黄色ワセリンよりも白色ワセリンの方が刺激が弱いので、マスクの摩擦で乾燥してしまった方は白色ワセリンを使ってみましょう。
しかし、もともと敏感肌の方やアレルギー体質の方は、以下でご紹介するプロペトやサンホワイトなどのより純度を高めたワセリンを使った方が無難です。
マスクの摩擦を防ぐワセリン③プロペト
マスクの摩擦を防ぐワセリン3つ目は、プロペト。
プロペトは、白色ワセリンから不純物を取り除いたものです。
そのため、刺激性が少なく、赤ちゃんのおむつかぶれやデリケートゾーンにも安心して使うことができるほど、刺激が極めて少ないです。
マスクの摩擦による肌荒れ+乾燥が進行している場合は、お肌に低刺激なプロペトがおすすめです。
ただし、プロペトを使う際には保存方法に注意が必要です。
蓋を開けたままや半開きのままにしていると酸化しやすいので気を付けましょう。
マスクの摩擦を防ぐワセリン④サンホワイト
マスクの摩擦を防ぐワセリンの4つ目は、サンホワイトです。
サンホワイトはプロペトをさらに精製したもので、不純物を極限まで取り除いています。
また、ビタミンEの一種で抗酸化作用のあるトコフェロールが配合されているので、酸化しにくく劣化し辛いのが特徴です。
刺激性が非常に小さいので他のワセリンのどれを使っても肌に異常が見られる場合は、サンホワイトを使ってみてください。
ただし、サンホワイトは精製コストがかかっているため、白ワセリンと比べると数倍値段が高くなります。
マスクの摩擦で荒れた肌にワセリンを使うポイント
マスクの摩擦で荒れてしまった肌はとても敏感です。
マスクの摩擦で荒れた肌にワセリンを塗際は、しっかり化粧水で水分を補ってから塗るようにしましょう。
ワセリンは、肌の表面上に被膜することで摩擦や水分の蒸発を防ぐものであって、肌に潤いを与えるものではありません。
そのため、ワセリンを塗る前に肌に水分をしっかり与えずワセリンを塗ってしまうと肌内部の乾燥が起こり、肌荒れの悪化に繋がってしまいます。
まずは化粧水で、肌の水分量をキープしましょう。
ただし、お肌が敏感な状態なので低刺激な化粧水を選んでくださいね。
ワセリンを塗る際には、3つの点に注意して塗ってください。
マスクの摩擦をワセリンで防ぐ方法①薄く伸ばすように
マスクの摩擦をワセリンで防ぐ際には、ワセリンを薄く伸ばすように塗りましょう。
ワセリンは付けすぎると肌の油分が過剰になり、ベタつきやニキビの原因になる可能性があります。
ワセリンの量は、米粒2粒分で十分です。
両頬・あごの3か所に点置きし、顔の中心から外側に向かうように薄くのばして塗っていきましょう。
少なく感じるかもしれませんが、少量でしっかり機能するので問題ありません。
マスクのゴムが当たる耳にも塗ると、マスクによる耳の痛みをやわらげることができます。
特に乾燥が気になる場合や、足りなかった場合はワセリンを重ね付けして塗っていきましょう。
たくさん塗りすぎてしまうと、肌を保護するはずがかえって肌にダメージを与えてしまうので注意してくださいね。
マスクの摩擦をワセリンで防ぐ方法②敏感肌は純度の高いワセリン
敏感肌の方がマスクの摩擦をワセリンで防ぐ場合は、純度の高いワセリンを使用するようにしましょう。
ワセリンの純度は
【純度高】サンホワイト>プロペト>白色ワセリン>黄色ワセリン【純度低】
のように、サンホワイトが最も純度が高く、だんだんと純度が落ちてきます。
もともと敏感肌で化粧品によっては肌荒れを起こしやすい方や、マスクの摩擦による肌荒れが進行してしまっている方は、純度の高いワセリンを優先的に使用してください。
値段が安いワセリンを選んでさらに悪化してしまった・・・ということはないようにしましょう。
マスクの摩擦をワセリンで防ぐ方法③摩擦をおこさず優しく肌に塗る
マスクの摩擦をワセリンで防ぐためには、ワセリンを塗る際も摩擦を与えないよう、やさしく塗るようにしましょう。
ワセリンの種類にもよりますが、ワセリンは固めのテクスチャーのものが多く、伸びが悪いのが特徴です。
しっかり塗ろうとして、肌をゴシゴシこするように塗るのは厳禁です!
マスクの摩擦で痛んでいる肌を、さらに傷つけることになりかねません。
摩擦を与えないようにワセリンを塗るためには、ワセリンを塗る前に手のひらの温度で温めて、やわらかくするといいでしょう。
どのスキンケアも同じように、手で擦るように塗るのではなく優しく肌に押し当てるようにすることが大切です。
マスクの摩擦をワセリンで軽減しよう!
マスクの摩擦による肌荒れを防止するためには、ワセリンが最も効果的です。
ワセリンは純度によって4種類に分かれますが、敏感肌や肌荒れの具合によっては純度の高いプロペトやサンホワイトの使用をおすすめします。
ワセリンを使用する前提として、しっかり化粧水で水分を補うことが大切です。
ワセリンは塗りすぎるとかえって肌荒れを引き起こす可能性があるので、米粒2つほどの量を手に取って優しく塗り広げてください。
マスク生活が続きますが、マスクの摩擦をワセリンで防いでお肌を健やかに保つことで、気持ちも晴れやかになることでしょう。
ぜひ参考にして、あなたの健康的なお肌を取り戻すことを願っています。