2024.06.30
美肌には朝の洗顔が必要!おすすめのやり方や肌質別のアプローチを解説!
「朝洗顔はしない方がいいと聞いたけど本当?」「そもそも朝の洗顔ってなんでするの?」朝の洗顔については様々な情報があり、どうすればいいんだろうとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
朝の洗顔は、夜間に分泌される皮脂汚れなどを洗い流すために行った方がよいものです。
しかし、ご自身の肌のタイプに合わせ、洗顔方法は慎重に見極める必要があります。
今回は朝の洗顔はなぜ必要なのか、理由から肌質別の洗顔方法まで解説していきます。
朝に洗顔をすることに疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
朝に洗顔料が必要な理由とは?
朝は時間がなかったり、あまり肌に負担をかけたくないからと水やぬるま湯で洗顔を済ませているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、基本的には朝も洗顔料を使用して洗顔をすることがおすすめです。
では、ここからはなぜ朝にも洗顔料で洗顔をすることが必要なのか理由を解説していきます。
朝洗顔料が必要な理由①前の日のスキンケアが残って酸化する
前日の夜に洗顔をした後の化粧水、乳液などのスキンケアは、実は翌日まで肌に残っています。
それらを放置しておくと、油分が酸化し毛穴の黒ずみやニキビなどをひきおこす可能性があります。
単純についた汚れを落とすというだけでなく、前日のスキンケアを洗い落とすという面でも朝の洗顔は必要なんですね。
朝洗顔料が必要な理由②寝ている間の皮脂を放置すると肌トラブルの原因に
分泌された皮脂は、水だけの洗顔では落としきることができません。
皮脂を放置すると、毛穴がつまりニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因に。
さらに、皮脂が酸化することによって、シミやシワなどまで引き起こしてしまう可能性もあるのです。
洗顔後、化粧水などでスキンケアをしても美容成分が肌に浸透しづらくなる原因にもなってしまいます。
このように、スキンケアが肌に浸透しづらくなってしまうと、その後の化粧のノリや化粧もちも悪くなってしまうでしょう。
朝の洗顔で、夜の間についた皮脂や汚れ、古い角質を取り除くことができます。
洗顔で肌を整えることで、化粧水や美容液、クリームなどのスキンケアの浸透力がアップし、肌に均一に行き渡りやすくなるのです。
これらのことからも、朝に洗顔料は必要といえますね。
夜の洗顔と朝の洗顔の違いとは?
夜の洗顔の目的は、汚れを落とし肌を清潔に保つことで、それは朝と変わりありません。
しかし、朝と夜の時点で付着している汚れの多さには大きな違いがあります。
朝の洗顔は就寝中の汚れを落とすことが主な目的ですが、夜の洗顔は化粧品や日焼け止めなどのほか、日中のすべての汚れを落とすことが目的です。
活動量が多ければ多いほど汗や皮脂分泌も多くなりますし、日中は外出する時間が長くなりがちで花粉やほこりが肌に付着する頻度が高まります。
夜は朝に比べると付着する汚れが多いので、夜は朝よりも念入りに洗顔をした方がいいでしょう。
朝に洗顔料を使うデメリット
朝洗顔で洗顔料を使うことにはデメリットもあります。
確かに洗顔は汚れを落とすのに必須ですが、肌に負担をかけ乾燥を引き起こす行為でもあります。
そのため、洗顔のしすぎには注意しましょう。
洗顔のしすぎで起こるのは、本来必要となる皮脂や油分まで洗い落としてしまうこと。
それが肌の乾燥につながったり、肌への強い刺激になってしまう可能性があります。
ご自身の肌質やその日の肌状態によって洗顔のやり方を変えるなど、調整することは美肌を目指す上で重要です。
水やぬるま湯のみの洗顔はおすすめしない
水やぬるま湯のみの洗顔は基本的におすすめしません。
分泌される皮脂汚れやウイルス、ほこりなどは水だけで落とすことが難しいため、洗顔料を使用し汚れを落とすようにした方が良いでしょう。
特に、脂性肌の人は皮脂が多く、水やぬるま湯だけの洗顔では効果が不十分なため、洗顔料の使用がおすすめです。
ただし、かなりの乾燥肌の方や重度の皮膚炎の方の場合、洗顔料の使用を控えたほうが良いことがあります。
必ず皮膚科の先生の指示に従うようにしてくださいね。
朝のNGな洗顔方法
洗顔は間違った方法で行うと、肌にダメージを与えることがあります。
以下は、避けるべきNGな洗顔方法です。
- ゴシゴシこする
- 過剰な洗顔
- シャワーで洗い流す
朝、時間がないからと急いでゴシゴシ力任せに洗顔していませんか?
肌をゴシゴシと強くこすると、摩擦によって肌が傷つき、赤みや炎症の原因となります。
過剰な洗顔も必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌のバリア機能が低下します。
洗顔は朝晩の2回を基本にし、必要以上に行わないようにしましょう。
朝お風呂に入り、洗顔するという方も多いのではないでしょうか?
その場合、シャワーで洗い流すと勢いが刺激となり、肌がダメージを受けてしまう恐れがあります。
面倒でもシャワーからお湯をすくって、少しずつ洗い流すようにしてくださいね。
NGな洗顔方法を避けて、優しく丁寧な洗顔を心がけましょう。
朝の洗顔で大切なポイント3つ
ここまで、朝の洗顔の必要性について解説しましたが、ただ洗顔をすれば良いというわけではありません。
というのも、間違った洗顔方法を行ってしまうと、乾燥や肌トラブルの原因になってしまう恐れがあるからです。
そこで、朝の洗顔で大切なポイント3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント①しっかり泡立てる
洗顔をする時は、しっかり泡立ててから洗うようにしましょう。
もし、十分に泡立てないまま洗顔を行なってしまうと、摩擦が起こり肌への負担が大きくなってしまいます。
しっかり泡立てたキメ細かい泡は、毛穴にも入り込み、しっかりと汚れをからめとってくれる効果が期待できます。
手でしっかり泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使用しましょう。
洗顔に必要なキメ細かい泡を、簡単にたっぷりと作ることができますよ。
朝は、何かと忙しく洗顔料を泡立てるのが手間だと感じますが、美肌を手に入れるために必要なのは弾力のある濃密な泡での毎日の洗顔です。
忙しい方には、泡で出てくる洗顔料を使用するのもオススメですよ。
ポイント②ぬるま湯を使用する
洗顔は、ぬるま湯(30〜35℃)くらいの温度で行うのが良いとされています。
なぜ、ぬるま湯で洗顔をするのが良いのか下記にまとめました。
- 肌の表面温度と同じなため肌への負担が少ない
- 毛穴が開きやすく、余分な皮脂や毛穴汚れが落ちやすい
- 乾燥などの肌トラブルが起きにくい適した温度
例えば、冷たすぎる水で洗顔をしてしまうと、毛穴が引き締まった状態になるので、皮脂や毛穴汚れが落ちにくくなります。
また、熱すぎるお湯で洗顔をすると、肌の皮脂を取りすぎてしまうため、乾燥を引き起こします。
そのため、洗顔を行う時は適切な温度(ぬるま湯)で行う必要があるでしょう。
ポイント③洗顔後は念入りな保湿ケア
洗顔後は、バリア機能が低下して乾燥しやすい状態になっているため、すぐに保湿ケアを行う必要があります。
洗顔したまま時間を置いてしまうと、肌の乾燥が進み化粧ノリが悪くなるのはもちろん、しわやたるみの原因にもなりかねません。
そうならないためにも、洗顔後はすぐに念入りに保湿ケアを行うようにしてくださいね。
洗顔後、すぐに保湿ケアをしていても肌が乾燥する…という方は、もしかすると使っているスキンケアが肌に合っていない可能性も。
自分に合ったスキンケアを見つけるためには、自分の肌質や肌悩みに合ったスキンケア商品を選ぶようにしましょう。
肌質に合わせた朝の洗顔方法
朝洗顔をするにあたり、重要なポイントがあります。
それは、肌質によって洗顔の方法やスキンケアを調整すること。
皆さんはご自身の肌質はご存じでしょうか。肌質によって肌へのアプローチはまったく異なってきます。
ここからは、朝の洗顔の方法はもちろん、洗顔料はどのようなものが適しているのかといった点まで肌質別のアプローチをご紹介します。
【乾燥肌】朝の洗顔方法
乾燥肌の場合、朝の洗顔では顔の皮脂を洗い流しすぎないように気を付けましょう。
皮脂が比較的多く分泌され、ベタつきがちな額、鼻などのTゾーンは泡を最初につけ丁寧に洗いましょう。
乾燥しやすい頬、目元などは、最後に泡でつつむようにして時間をあまりおかず洗い流します。
乾燥しやすい部分は特に、肌が本来もっている油分や水分を取り除きがちになりますので、さっと洗い流すようにするとよいでしょう。
洗顔後に肌のつっぱり感を感じる場合は、洗いすぎて乾燥が起きているサイン。
Tゾーンのみに洗顔料を使用し、乾燥が気になる部分はぬるま湯で洗い流す程度に抑えるなど洗い方を調整してもいいでしょう。
乾燥肌の方は洗いすぎに注意し、優しい洗い上がりの洗顔料を選ぶことが重要です。
乾燥肌の方におすすめの洗顔料は、洗浄力が低めでしっとりした洗い上がりのタイプ。
なかでも、アミノ酸系の成分がメインの洗顔料は、洗浄力が低くおすすめです。
セラミドやヒアルロン酸、ワセリンなどの保湿成分が含まれた洗顔料は、しっとりとした洗い心地が期待できますよ。
【脂性肌】朝の洗顔方法
脂性肌の場合、寝ている間に皮脂が過剰に分泌される傾向があるため、朝の洗顔ではしっかりと洗い流すことを心がけましょう。
洗顔料はしっかり泡立て、皮脂量が多いTゾーンから泡をのせ、頬からあご、目、口まわりと順番に洗うのがおすすめです。
洗う順番を調整することで、汚れが多い部分には長時間泡をのせることができ、目元や口元など肌が弱い部分はできるだけ洗顔でのダメージを軽減することができます。
洗顔時に肌に摩擦が起きないように、やさしく洗うことを意識してくださいね。
脂性肌だからと洗いすぎると、かえって余計に皮脂が分泌されやすい肌になってしまうことがあります。
脂性肌の方は洗浄力が高めの洗顔を使用し、皮脂や古い角質を朝晩共に洗い流すことが肌トラブルを防止する鍵となります。
皮脂を吸着する成分の炭やクレイが含まれた洗顔料や、石けん系の成分が含まれたものは洗浄力が高いので、さっぱりと洗えますよ。
ニキビが気になる場合は、殺菌成分や抗炎症成分が含まれた洗顔料を選びましょう。
【混合肌】朝の洗顔方法
混合肌の場合、肌悩みに応じて洗顔料の使い方や洗顔の仕方を変えましょう。
洗い方については、皮脂が出やすい箇所は念入りに、乾燥しやすい部分はさっと洗う程度にするなど、パーツによって洗い方を変えるようにするとよいでしょう。
混合肌の方は肌の状態をよく観察し、部位や肌悩みによって洗顔方法や洗顔料を調整しましょう。
とくに、Tゾーンなどベタつきやすい箇所には、石けん系の洗顔料が洗浄力が高いのでおすすめです。
頬など乾燥しやすい箇所には、洗浄力が低めのアミノ酸系の洗顔料を選ぶようにしましょう。
この場合も洗いすぎず、泡をつけたらすぐ洗い流すようにしてくださいね。
【敏感肌】朝の洗顔方法
敏感肌の場合、低刺激処方の洗顔料でやさしく洗うようにし、洗浄力が高いものなどは避けましょう。
敏感肌になる原因は、バリア機能の低下によるものですが、それを引き起こす要因には大きくわけて二つあります。一つ目はホルモンバランスの乱れやストレス、加齢などの内的要因。二つ目は空気の乾燥や紫外線などの外的要因です。
今まで問題なく使い続けていたスキンケアや化粧品が合わなくなるのは、敏感肌になっている証拠といえます。
肌が敏感になってきたと感じたら、日々の生活を見直してみてくださいね。
敏感肌の方は特に洗顔料の選び方に気を付けましょう。できるだけ低刺激のものを選び、洗浄力の高い洗顔料は控えた方がいいでしょう。
セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸など保湿成分が含まれた洗顔料は、洗い心地がしっとりしています。
洗顔時の肌のうるおいを守りながら洗えるので、刺激を防いでくれる効果が期待できますよ。
洗顔を続けても肌の状態が悪く改善しない場合は、我慢せずに皮膚科を受診するようにしてくださいね。
▼洗顔のタイミングについてはこちら
朝の洗顔におすすめの洗顔料
朝は何かと忙しくて、洗顔が手抜きになってしまったり、泡立てるのが面倒ですよね。
そんな朝の時間にも使えるおすすめの洗顔料を紹介します♪
BISVEILの泡ミツ洗顔は簡単にワンプッシュで濃密泡をつくることができるので、朝の忙しい時間にぴったりの洗顔料です♪
泡立てネットを使わなくていいので、洗面所を汚す心配もなし
泡ミツ洗顔の泡は、泡自体に汚れを落とすはたらきがあるキメの細かい泡。
このキメの細かい泡が余分な皮脂や汚れをしっかり落として、明るい肌に。
炭酸の力で肌のゴワつきも柔らげて、その後のスキンケアが角質層までしっかり浸透しやすくします。
そのため、朝からメイクノリもばっちり♪
保湿成分としてはちみつを配合しているので、しっとりした肌で1日をスタートできます♪
定期便ではないので、朝の洗顔に悩んでいる方はぜひ一度お試しくださいね。
朝の洗顔方法は、肌に合った正しいやり方で行おう
今回は朝の洗顔の方法や注意点、肌質別のスキンケア方法をご紹介しました。
きちんとした方法で朝の洗顔を行うことで、健康的な肌の状態を保つことができることがおわかりいただけたのではないでしょうか?
また、自分自身の肌タイプに合わせた洗顔を行うことで、朝洗顔の効果は格段に変わってきます。
今まで朝の洗顔をあまり重視していなかった方も、洗顔の方法を見直し、ご自身に合った朝洗顔で美肌を目指しましょう。