2024.09.13
泡洗顔はお肌に良くない!?泡洗顔がよくないと言われる本当の理由とは?
毎日のスキンケアの基本として、洗顔を意識している人は多いかと思います。
汗やほこり、皮脂汚れや不要な角質などが肌に残っていては、スキンケア化粧品の美容成分がお肌の内部まで届きません。
洗顔によって、お肌をまっさらで清潔な状態にすることが、美肌をつくる最も重要な土台になることは言うまでもありませんよね。
その洗顔の正しい方法として「泡洗顔」が主流だと思います。
しかし「泡洗顔はかえってお肌に良くない!」という噂も…
ここでは、泡洗顔がお肌に良くないと言われる理由と、正しい洗顔方法について解説します。
泡洗顔は肌に良くないって本当?
「泡洗顔がお肌によくない」ということを聞いたことがあっても、泡洗顔は本当にお肌にとってよくないのでしょうか?
結論から言うと、
「泡洗顔は肌にとって大切であるけれども、間違ったやり方で泡洗顔すると、逆効果なので気を付けて」ということになります。
では、どうして逆効果になってしまうのでしょうか。
泡洗顔がよくないと言われる理由①泡洗顔のやりすぎには注意が必要
「泡洗顔が肌によくない」と言われる理由の一つとして、「洗い過ぎ」があります。
無意識のうちに洗いすぎてしまっていることもあるので、泡洗顔で洗いすぎていないのか2つのポイントにまとめてチェックしてみましょう。
①一回の洗顔に1分以上時間をかけている
モコモコの泡が気持ち良くて、ついゆっくり丁寧に、まるでエステのように泡洗顔をしていませんか?
泡洗顔は、肌を洗浄し清潔な状態にすることが目的であるため、時間をかけたところで肌がより美しくなるということではないのです。
泡が立つということは「泡立ちをよくする洗浄成分」も入っています。
この洗浄成分は主に、皮脂汚れを落としてくれます。
しかし、時間をかけて洗うことで、本来肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、結果肌から水分が蒸発して乾燥します。
乾燥した肌はバリア機能が低下し、ニキビや毛穴汚れなどの肌トラブルを起こしてしまいます。
水分が含まれたお肌は見た目もふっくらやわらかく、毛穴の開きも目立たないため、素肌がとてもきれいです。
丁寧に洗顔することは大切ですが、なるべく時間をかけずに短時間で行いましょう。
②朝晩以外にも洗顔している
泡洗顔の適切なタイミングは朝と夜の2回です。
汗や皮脂汚れが気になって、3回も4回も泡洗顔をしている方は要注意。
洗い過ぎが原因となって、乾燥肌になり肌トラブルを招いてしまいます。
朝は寝ている間にかいた汗や皮脂汚れ、またターンオーバーで排出された角質などの汚れを落とします。
夜は、外出中に付着した大気の汚れやほこり、メイク落としの際に使用したクレンジング、またクレンジングで落としきれなかったメイク汚れなどを落とします。
基本的にこの朝と夜以外のタイミングで泡洗顔をすることは、洗い過ぎになってしまうこともあります。
泡洗顔がよくないと言われる理由②刺激の強い洗浄成分を避ける
もこもことした弾力のある泡ができる洗顔料は、肌への摩擦がなくなり、肌にいい効果があることは確かです。
しかし、簡単に泡が作られてしまうようなものは、泡立ちをよくする成分が多分に含まれている可能性があります。
泡立ちをよくする成分が多すぎると、肌のうるおいを保つために必要な保湿成分まで奪ってしまうため、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
泡洗顔をした後、肌がつっぱってしまっている感覚があるようなら、それは乾燥している証拠。
「洗顔後すぐ保湿すれば問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、それではプラスマイナスゼロとなり、洗顔前とケアした後で変化は何もありません。
むしろ、肌を乾燥のリスクにさらしていることになります。
もちろん、泡立ちをよくする洗浄成分が悪いわけではありません。
むしろこの成分がなければ、皮脂汚れを落とすことができないのです。
洗浄成分は、泡洗顔にとってそもそも必要な成分ですから、商品を選ぶときはしっかり成分を確認して、なるべく肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
特に乾燥肌の人は、肌に含まれる油分が不足している状態なので、より注意して見極めることが大事です。
泡洗顔の効果とは?
泡洗顔には、どのような効果があるのでしょうか?
泡洗顔の効果を正しく知ると「泡洗顔はよくない」という考えは消え、きっと泡洗顔を試したくなりますよ。
こちらでは、泡洗顔の効果を2つ紹介します。
泡洗顔の効果①肌への摩擦を減らす
洗顔は肌を清潔にすることと、肌への刺激や摩擦のリスクと隣り合わせですが、そこで泡洗顔が力を発揮します。
泡が肌と手の間のクッションとなり、肌への刺激や摩擦を軽減してくれます。
もこもこに泡立てた洗顔は、直接肌に手が当たることを避けて洗顔することができます。
また、しっかり泡立てられたきめ細かい泡は、油分を吸着してくれる作用があるので、あまり擦ることなく汚れを落としてくれます。
特にニキビや、肌が荒れている場合は、直接肌に触れることは避けたいですよね。
このようにお肌がデリケートな場合にも、泡洗顔で肌への刺激を緩和しつつ、肌を清潔にしてくれます。
また、肌の上で泡立てる行為は、肌にとって直接的な摩擦となりますので、絶対にNGです。
濃密な泡を立ててから優しく丁寧に泡洗顔してくださいね。
泡洗顔の効果②毛穴の奥までしっかり洗浄できる
濃密な泡が毛穴に入り込むことで、毛穴の奥の汚れや皮脂を浮かせて取り除く効果があります。
泡洗顔の泡はとてもきめ細かいため、毛穴の中に入り込みやすいです。
泡は細かければ細かいほど、毛穴の奥までしっかりと洗浄できますよ!
毛穴の汚れがなかなか取れず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
毛穴の黒ずみは、古い角質やメイクの残りなどが詰まり、酸化した皮脂が原因です。
泡洗顔で、酸化した皮脂や古い角質をやさしく取り除きましょう。
特に炭酸泡洗顔は、肌のくすみを解消するうれしい効果も期待できます!
毎日丁寧に泡洗顔を続けていると、気になる毛穴汚れや肌のくすみも次第に気にならなくなってくるでしょう。
▶︎泡洗顔の効果について詳しく知りたい方はこちら
美肌を目指すなら正しい泡洗顔を
泡洗顔の効果を最大限に生かすためには、正しい泡洗顔の方法で洗顔してください。
正しい泡洗顔の手順①よく泡立ててから泡洗顔を行う
泡洗顔を正しく行うためには、濃密な泡になるようによく泡立ててください。
適当に泡立てた洗顔では肌への摩擦を与えてしまい、肌へのダメージとなってしまいます。
手で泡立てることが難しければ洗顔ネットを使ったり、泡で出てくるタイプの洗顔料を使って、濃密な泡洗顔をするようにしましょう。
▶︎洗顔料の泡立て方について詳しく知りたい方はこちら
正しい泡洗顔の手順②泡洗顔は擦らず短時間で!
泡洗顔は、短時間で済ませましょう。
時間は1分以内が目安で、できれば20~30秒で終わらせることがベター。
泡洗顔は皮脂の多いTゾーンから洗い、乾燥しやすいUゾーンは素早く、毛穴の気になる小鼻の周りも擦らず洗いましょう。
皮膚が薄い目元や口元は泡を肌に押し付けるようにして、特に優しく洗いましょう。
▶︎洗顔にかける時間について詳しく知りたい方はこちら
正しい泡洗顔の手順③泡洗顔も丁寧にすすぐ
泡洗顔を済ませたら、丁寧にすすいでいきましょう。
水の温度は、32℃程度のぬるま湯にしてください。
この温度は、人肌より少し低いかな?と感じる温度です。
そして、洗顔後は決して熱いお湯で洗い流してはいけません。
必要な皮脂や潤いまで取り除かれてしまい、肌の乾燥を招きます。
▶︎洗顔のすすぎ方について詳しく知りたい方はこちら
▶︎洗顔の温度について詳しく知りたい方はこちら
肌にやさしい泡洗顔料3つの選び方
泡洗顔といっても、さまざまな種類があります。
使うなら自分にぴったり合う、肌にやさしいものを選びたいですよね。
ここでは泡洗顔料の選び方を3つのポイントにわけて紹介します。
泡洗顔料の選び方①泡のタイプをチェックする
泡洗顔は、泡が毛穴の汚れをしっかりと包み込むことで洗浄力を発揮します。
そのため、弾力のある濃密泡が出てくるタイプを選びましょう。
以下は、ポンプ式の泡洗顔料、炭酸タイプの泡洗顔料、チューブタイプの洗顔料の特徴を整理した表です。
洗顔の種類 | 特徴 | 泡の濃密さ | 調節のしやすさ |
ポンプ式 | プッシュするだけで泡が出てくる | やや少なめ | 調節は不可 |
炭酸タイプ | 炭酸ガスを配合し、濃密できめ細かい泡が出る | 非常に濃密 | 調節は不可 |
チューブタイプ | 自分で泡立てる。泡立てネット使用で濃密に | 調節可能(濃密泡も可能) | 泡の濃密さを自由に調節可能 |
このなかでは、炭酸タイプとチューブタイプがおすすめです!
チューブタイプは泡立てる手間がかかってしまうので、手軽に使いたい方は炭酸タイプを選びましょう。
泡洗顔料の選び方②保湿成分に注目する
泡洗顔料は、保湿成分が配合されているかに注目して選ぶことがおすすめ!
肌の乾燥は毛穴の開き・たるみ・吹き出物など、さまざまな肌トラブルの原因となります。
乾燥肌の方はもちろん、エイジングケアを意識する方も、保湿成分に注目して泡洗顔を選びましょう。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
- はちみつ
このような成分が配合された泡洗顔料を選ぶと、洗顔後も肌のうるおいを保ちやすく乾燥を防いでくれますよ。
泡洗顔料の選び方③石油系界面活性剤が含まれていないか
界面活性剤はほとんどの洗顔料に含まれていますが、なかでも石油系界面活性剤が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
石油系界面活性剤は、食器洗い洗剤に含まれていることが多く、皮膚の角質層に入り込むと肌の保護機能を損なうリスクがあります。
石油系界面活性剤が不使用のものや、無添加の泡洗顔を選ぶと安心ですよ。
泡洗顔におすすめの洗顔料を紹介
早速泡洗顔を試してみたくなった方におすすめの洗顔料を紹介します♪
BISVEILの泡ミツ洗顔はワンプッシュで簡単に濃密泡が出てくるので
泡洗顔を試したことのない方や、泡立てるのが面倒な方にもおすすめの炭酸泡洗顔料です♪
はちみつを贅沢に配合しているので、洗い上がりもしっとり。
年齢を問わず、多くの方が「特別な日のために」と愛用している、実力派洗顔です。
濃密泡クッションが肌にやさしい
泡ミツ洗顔の泡は、とてもきめ細やかで濃密!
クリームのような濃密泡で、肌をやさしく包み込みながら洗えます。
濃密泡で肌を擦ることなく汚れを浮かせられるため、肌への負担が少なく、敏感肌の方にもおすすめ。
また炭酸泡のため、通常の泡よりも毛穴に入り込みやすいのもポイントです。
毛穴奥深くの汚れを効果的に落とせますよ。
炭酸泡でスキンケアが浸透しやすいやわらか肌に
泡ミツ洗顔の泡は、炭酸を3,000ppm配合しています。
炭酸泡は、肌に触れると血管を拡張させ血行を促進。
硬くなった肌をやわらげてスキンケアが浸透しやすくなる他、くすみ改善の効果も!
洗顔後は肌がやわらかくなり、思わず触れたくなりますよ。
保湿だけじゃない!はちみつの効果とは?
泡ミツ洗顔は、希少なアカシアはちみつをたっぷり配合。
洗顔後は、しっとり肌が続きますよ。
はちみつには保湿効果だけでなく、抗菌・消炎作用、くすみの改善、肌をやわらかくする効果があります。
炭酸泡と合わせることにより、Wでうれしい効果が期待できるでしょう。
はちみつのほんのり甘い香りでリラックス♪
洗顔タイムが楽しみになりますよ。
正しいやり方で泡洗顔の効果を実感してみて♪
泡洗顔がお肌に良くないと言われる理由と、泡洗顔の正しい方法について解説しました。
泡洗顔は、洗顔で引き起こされる摩擦を無くしたり、洗顔料が泡になることで洗浄成分の刺激を和らげてくれます。
「優しく洗ってしっかり落としたい」というこのジレンマを解消するのが泡洗顔です。
これからは正しい泡洗顔の方法を身に付けて、美肌を手に入れてくださいね!