2024.10.15
白い角栓は洗顔でサヨナラ!角栓の対処法とおすすめの洗顔料を紹介
洗顔のあと保湿ケアをしようとして鏡を見たとき、鼻の頭や小鼻にプツプツ、ザラザラとした「角栓」に気付くことはありませんか?気になって指でこすってしまったり、無理やり押し出してしまったりする人もいるのではないでしょうか。
角栓を放っておくと酸化して黒ずみ、いわゆる「イチゴ鼻」といわれる状態になってしまうことがあります。また間違った角栓ケアをするとさらに肌を痛めてしまう可能性も。
この記事では角栓ができる原因と対処法をご紹介します。角栓を改善して、毛穴の目立たないなめらかな美肌をめざしましょう!
どうして角栓ができるの?
角栓とは毛穴の中で皮脂と古い角質が混ざりあってできたかたまりのこと。ではなぜこのかたまりができてしまうのでしょうか。ここでは、角栓ができる原因について4つお伝えします。なかなか改善しない角栓に悩んでいる人は、何に当てはまるかチェックしてみてくださいね。
角栓ができる原因①過剰に分泌してしまった皮脂のつまり
肌が乾燥状態になると、肌を守ろうと過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
この過剰に分泌された皮脂が、スムーズに排出できずに毛穴を押し広げます。
押し広げられた毛穴内で、顔に付着した汚れなどと混ざり合い角栓として詰まってしまうのです。
角栓ができる原因②メイクの落とし残し
落とし忘れてしまったメイク汚れは、皮脂の排出を妨げるので角栓の原因になります。
特に毛穴の黒ずみをカバーしようと、コンシーラーを塗っている人は要注意です。
良く落とすことを心がけましょう。
角栓ができる原因③古くなった角質が残っている
角栓は30%が皮脂、70%は角質で出来ています。
多くの割合を占める角質は、本来自然に剥がれ落ちるものですが肌の乾燥やホルモンバランスの影響から肌からうまく剥がれ落ちません。
さらに角質のケアを怠ってしまうことで肌表面に古い角質が蓄積されてしまい、毛穴から排出される皮脂と固まることで角栓となってしまいます。
▶︎洗顔と角質についてはこちら
角栓ができる原因④ターンオーバーが整っていない
ターンオーバーとは表皮の最下層にある層が形を変えながら角質となり、古くなった角質が自然にアカとなって剥がれ落ちる過程のことを言います。
このターンオーバーが乱れてしまうと、肌は正常な代謝ができません。
例えば、過度なピーリングや刺激の強い洗顔、紫外線などによって肌がダメージを受けると、修復のためにターンオーバーが早くなってしまいます。
反対に、睡眠不足や運動不足などによって身体に栄養がうまく行き渡らなくなると、ターンオーバーが遅くなってしまいます。
ターンオーバーが乱れると、角質はうまくアカとして剥がれ落ちることができません。
この行き場を失った角質が、毛穴に溜まってしまい皮脂と結びつくことで角栓となるのです。
気になる角栓は洗顔で予防しよう!
角栓ができる4つの原因を取り除くには、洗顔が効果的です。スキンケアの基本である洗顔を正しく行うことで、角栓を予防できるだけでなく、角栓のできにくい肌をめざすことができますよ。ここではおすすめの洗顔方法、洗顔のポイントをご紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。
洗顔前にできる角栓ケア
頑固な角栓には洗顔の前にホットタオル(蒸しタオル)を使うと洗浄効果が上がります。
水蒸気によって肌が温まると角質が柔らかくなって毛穴が開きやすくなり、毛穴の奥の汚れが落ちやすくなるからです。
では、ホットタオルの簡単な作り方をご紹介します。
- タオル全体を水でしっかり濡らし、水滴が落ちない程度に絞る。
- タオルをくるくると巻き、電子レンジの500Wで30秒〜1分程度温める。
- タオルを広げて顔にのせる。
加熱時間は目安です。じんわり温かくなる程度に調節してください。また、タオルは厚手のものだと熱が冷めにくいため長く楽しめます。
ホットタオルを使うことで肌が柔軟になり、水分を吸収しやすくなります。そのため保湿効果も期待できて一石二鳥。リラックスしたい時にもおすすめです。
角栓を予防する洗顔方法
クレンジングで油分を落としたあとは、洗顔をして角栓を予防しましょう。
洗顔によって、古い角質やほこりなどの汚れを落とす必要があります。
特に角栓の70%は角質で出来ており、古い角質をため込まないお肌にすることが角栓を予防する重要なポイントです。
洗顔する際に大切なのは、肌に摩擦をなるべく与えないようにして汚れをスッキリ落とすこと。
過度に摩擦を与えてしまうと肌のバリア機能が弱まり、ターンオーバーが乱れてしまう要因になります。
まず、洗顔料をたっぷりと泡立てましょう。
手と肌の間に泡でクッションを作り、あてるようにして洗います。
基本は軽く押し付けるように洗いますが、小鼻や目じりなどの細かな部分は指の腹で泡を転がすように洗顔するのが良いでしょう。
洗い流す際は、シャワーを顔に直接当ててはいけません。
32℃~34℃くらいの少しぬるいお湯で、手で顔になじませるように洗い流しましょう。
洗顔の順番もポイント
洗顔をするときは、Tゾーンのように皮脂が多く出やすい部分から洗い、頬や目元のように乾燥しやすい部分をあとに洗いましょう。
角栓の原因になりがちな毛穴の汚れをしっかり綺麗にしたい場合は、事前にホットタオルで肌を温めてから洗顔すると、毛穴が開いて汚れが落としやすくなるためおすすめです。
▶︎正しい洗顔方法についてはこちら
▶︎洗顔の効果についてはこちら
角栓ができにくい生活習慣とは?
角栓ができにくい肌を保つには、正しい洗顔の他に食事・睡眠・運動といった生活習慣の見直しも大切です。ここからは、角栓ができにくくなる生活習慣について紹介していきます。仕事やプライベートで忙しいという人もできそうなものからチャレンジしてみることをおすすめします。
角栓ができにくい生活習慣①栄養バランスを意識した食事
栄養バランスの取れた食事は、肌に限らず身体全体を整えるために重要です。
ここでは、健康な肌づくりにおすすめの栄養素や食材の例を紹介します。
- タンパク質
→肌のもとになる栄養素
タンパク質が多い食材例:肉、魚、たまご、乳製品、大豆製品など
- ビタミンB2
→糖質、脂質、タンパク質の代謝や肌の修復をする栄養素
ビタミンB2が多い食材例:魚介類、のり、レバー、ナッツ類など
- ビタミンE
→血行を促進し、ターンオーバーを整える栄養素
ビタミンEが多い食材例:アボカド、ひまわり油、かぼちゃなど
また、注意したい栄養素は糖質や脂質で、例としてお菓子や揚げ物などに多く含まれます。
糖質や脂質を適度に摂ることはもちろん大事ですが、摂りすぎると皮脂が出やすくなるため気をつけましょう。
最も大事なことは、栄養をバランスよく摂ることです。
特定の栄養素が不足したり過剰になったりしないようにすることを意識してください。
角栓ができにくい生活習慣②適度な運動
適度に運動すると、血の巡りがよくなり全身に栄養が行き渡りやすくなります。
また、汗をかくことで毛穴の皮脂や汚れを排出したり、角質が柔らかくなることも期待できます。
さらに、運動はストレス解消や気分転換につながることもポイントです。
ウォーキングや散歩など、軽めの運動から毎日の生活に取り入れてみるのも良いでしょう。
角栓ができにくい生活習慣③良質な睡眠
肌は寝ている間に修復するので、質の良い睡眠を心がけましょう。
良質な睡眠をとるには、夜にブルーライトやカフェインを避けたり、しっかり入浴してリラックスした状態を作ったりなどを意識してください。
また、睡眠の質が低かったり寝不足だったりすると、ストレスホルモンの影響で過剰な皮脂が出る原因になることもあるので注意が必要です。
角栓ができやすいNGな洗顔方法
角栓をとるために一生懸命にケアしても、それは返って角栓を増やす原因になっているかもしれません。
ここでは、角栓を増やしてしまうNG行動について3つお伝えします。
角栓ができるNG洗顔①ゴシゴシこする
角栓をしっかり取り除こうとするあまりグルグルマッサージしたり、ゴシゴシ洗顔したりしていませんか?
ゴシゴシ洗顔を繰り返していると、肌を守るために必要な皮脂や保湿成分まで落としてしまい、肌が乾燥する原因となってしまいます。
肌が乾燥すると肌を守ろうとして過剰に皮脂が分泌し、この余分な皮脂は古い角質と合わさると角栓の要因になってしまいます。
また、強く肌を刺激することで直接的に傷がつき、その部分に菌が付着することでニキビや湿疹なども招いてしまいます。
洗顔はたっぷりの泡を立てて、肌と手のひらのクッション代わりにしながら、やさしく転がすように洗いましょう。
角栓ができるNG洗顔②1日に何度も洗顔する
角栓の汚れを落とそうと、1日のうちに何度も洗顔している方もNGです。
洗顔は朝晩の2回がベストで、それ以上行うと肌が乾燥してしまいます。
洗顔のタイミングは、朝の洗顔で寝ている間のホコリや汗、皮脂などを洗い落とし、夜の洗顔でメイク汚れや日焼け止め、肌に付着した花粉や大気中の汚れを落とすのがベスト。
洗いすぎると肌が乾燥してしまい、皮脂の分泌が過剰になることがあります。
皮脂は角栓のもと。くれぐれも洗いすぎには注意が必要です。
洗顔後はしっかり保湿をして、乾燥による過剰な皮脂分泌を防ぎましょう。
角栓ができるNG洗顔③角栓ケア洗顔の使用方法を守らない
汚れや古い角質にアプローチできる、スクラブ洗顔。細かい粒子が含まれていて角栓の除去に効果がある反面、使いすぎると肌への負担が大きいことも。肌トラブルの原因や、ターンオーバーを乱し、新たな角栓ができやすくなるリスクにもなります。
メーカーが定めている使用量や使用方法を正しく守って使用しましょう。肌が敏感になっている時は特に注意してくださいね。
洗顔で取れない角栓を無理やり押し出すのは絶対NG!
洗顔で落ちない角栓を手で無理やり押し出したり、ピンセットでつまんだりしていませんか?
目に見えるものなので取り除きたくなってしまうのですが、これは絶対にNGです!
爪やピンセットで肌を傷つけてしまうことがありますし、無理やり取り除くことで毛穴が開いてしまうこともあります。
開いた毛穴は余計に皮脂が詰まりやすくなるので、気を付けてくださいね。
▶︎洗顔後の白い角栓についてはこちら
角栓を作らない洗顔料の選び方
角栓のケアには洗顔が重要です。では洗顔料はどのように選んだらよいのでしょうか。毛穴ケアに特化した洗顔料はたくさんありすぎて迷ってしまう、という人も多いと思います。
ここでは洗顔料を選ぶ時のポイントをご紹介します。自分にあった洗顔料をみつけてすこやかな美肌をめざしましょう。
肌タイプで選ぶ
洗顔料は肌質や肌タイプに合わせて選び、ターンオーバーの周期を正常にしましょう。
肌質や肌タイプには、「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」「敏感肌」の4つがあります。
乾燥肌・敏感肌の方は、保湿が高く刺激の少ない低刺激処方の洗顔がおすすめです。
混合肌の方はご自身が思っているよりも乾燥している部分が広範囲ですので、洗顔は乾燥肌寄りのものを選択しましょう。
脂性肌の方は、さっぱりした洗いあがりの洗顔を選び勝ちですが、洗浄力が強いものは角栓詰まりの原因になります。そのため、乾燥肌寄りのものを選びましょう。
角栓を取り除く成分で選ぶ
角栓の原因である、毛穴につまった皮脂や汚れを取り除く成分が配合されているかに注目してみましょう。
古い角質の除去におすすめの成分は酵素や乳酸、泥やクレイです。黒ずみ毛穴が気になっている人はこれらが配合されているものを選んでみては。過剰な皮脂を取り除く効果もあるので、毛穴の開きが気になっている人にも向いています。
洗顔料の形状と特徴で選ぶ
洗顔料にはフォーム状、パウダー状、ジェル状、泡状といったさまざまな形状があります。フォーム状のものはたくさん商品があり選択肢が豊富なので自分の肌にあったアイテムが見つけやすいメリットがあります。ジェル状のものは肌になじませて洗い流すだけなので、忙しくて時間がない時に適しています。泡状はワンプッシュで泡がでてくるので、手軽に泡洗顔ができるのが魅力です。
角栓の対策に毎日の洗顔は欠かせません。生活パターンにあった無理なく続けられるアイテムを選ぶのが美肌への近道です。
保湿成分が多いものを選ぶ
洗顔料は保湿成分が多いものを選び、洗いあがりの肌の質感がしっとりとしたものがベストです。
毛穴詰まりや角栓対策用の洗顔料は洗浄力は高いですが刺激が強いため、日常的に使用するのはおすすめできません。
特に乾燥肌や敏感肌の方は注意しましょう。使うなら部分使いにとどめてください。
角栓対策は毎日の洗顔で防ぎたいもの。肌への摩擦や刺激を最小限に抑えるためにも、摩擦の少ない低刺激な商品を選んでください。
白い角栓に悩む方におすすめの洗顔料
角栓のケアには毎日の洗顔で古い角質や皮脂を取り除くことが重要です。また、肌を保湿することで乾燥をふせぎ、ターンオーバーが整えば、角栓のできにくい肌を目指すことができます。
角栓で悩んでいる人に、毎日でも使いやすいおすすめの洗顔料をご紹介します。
泡ミツ洗顔はキメの細かい泡をワンプッシュで作ることができるエアゾールタイプの炭酸洗顔料です。
キメの細かいふわふわの泡が、古い角質と余分な皮脂を洗い流し、角栓を防ぐことができます。
ポイント1.キメの細かい泡で角栓の原因を洗い流す
泡ミツ洗顔はキメの細かい泡が特徴。
そのキメの細かい泡は、白い角栓の原因となる余分な皮脂、古い角質をしっかり吸着し洗い流します。
毛穴パックや指で白い角栓を押し出す行為は、肌へのダメージを与え、肌荒れや肌トラブルを誘発します。
しかし、泡ミツ洗顔ならキメの細かい泡で洗い流せるので、肌へのダメージを防ぎながら白い角栓を防ぎます。
ポイント2.はちみつの酵素でやさしくピーリング
泡ミツ洗顔は、年に1週間しか咲かないアカシアの花から採れる高級で貴重なアカシアはちみつを贅沢に配合。
はちみつにはピーリング効果のある「酵素」が含まれており、はちみつのピーリング効果で古い角質を取り除きます。
古い角質をしっかり洗い流せていなければ、その古い角質が原因で白い角栓ができることも。
毎日の洗顔で古くなった角質をしっかり洗い流すことで、白い角栓ができないお肌をつくります。
ポイント3.洗い上がりもつっぱらずしっとり
泡ミツ洗顔ははちみつを配合しているので、はちみつの保湿効果で洗い上がりもつっぱりません。
洗い上がりがどうしてもつっぱってしまう乾燥肌の方や、お風呂上がりにすぐスキンケアができない忙しいママさんにもおすすめ。
必要な皮脂を守りながら不要な皮脂を洗い流し、肌のバリア機能をしっかり守ります。
ポイント4.もちもちの泡で摩擦を軽減
泡ミツ洗顔は、もっちもちの泡が特徴。
これは、泡ミツ洗顔の泡でつくったソフトクリームです♪
ソフトクリームにできるほどのもちもち泡で、肌をしっかり守りながら洗います。
肌と手の間のクッションのようなはたらきで洗顔時の摩擦を軽減。乾燥や肌トラブルを防いでくれます。
ポイント5.炭酸の力で角栓を柔らげる
泡ミツ洗顔は炭酸を3,000ppm配合。この炭酸の力で硬くなった角栓をじんわりとやわらげて、スキンケアが角質層まで浸透しやすくなります。また、炭酸は血流がよくなる作用があるのでターンオーバーが促進され、角栓のできにくいなめらかな肌へと導くでしょう。
ぜひ一度お試しくださいね。
洗顔で嫌な角栓を防いで美肌を目指そう!
角栓のもととなるものは「皮脂」と「角質」でした。
これらを毛穴に溜めないようにすることが大切です。
角栓予防のポイントは、
・乾燥を防ぎ、過剰に排出される皮脂を無くすこと
・ターンオーバーの周期を正常にすること
そのためには日々のクレンジングと洗顔で、皮脂や角質ケアを行いましょう。
最後にしっかり保湿することも大事です。
角栓は無理やり取り除くのではなく、原因を知って適切にアプローチすることで改善されます。
毛穴のないスッキリ美肌を手に入れてくださいね!