人生で一番大切な日である、結婚式。一生に残る瞬間であるからこそ、理想的なブライダルメイクで過ごしたいですよね。
ただし、ブライダルメイクは普段メイクとは違うため注意が必要。
今回は、ブライダルメイクのポイントや衣装に合わせたメイク方法、プロのヘアメイクさんへのイメージの伝え方について詳しく解説します。
ぜひ参考にして、自分に合った最高のブライダルメイクで特別な日を過ごしてくださいね。
ブライダルメイクと日常メイクの違いとは?
日常メイクとブライダルメイクはどう違うの?と疑問に思いますよね。
ブライダルメイクは、
・ウェディングドレスに合わせたメイク
・お色直しを考慮したメイク
であることから日常メイクと変わります。
詳しく説明していきます。
ブライダルメイクの特徴①ウェディングドレスに合わせたメイク
ブライダルメイクは、ウェディングドレスに合わせたメイクのことを言います。
ブライダルメイクを決める優先順位は、このような順で決定されます。
着用するウェディングドレスや着物>アクセサリーやブーケなどの小物>メイクやヘア
先にウェディングドレスなどの衣装が決まり、その次にアクセサリーやブーケなどの小物を決め、最後にブライダルメイクやヘアスタイルが決定します。
そのため、ブライダルメイクでは、ウェディングドレスなどの衣装や小物に合わせた色味や雰囲気のメイクをします。
また、ブライダルメイクはメイク崩れを予防するためにベースからしっかり仕上げ、涙や汗で崩れにくいようにメイクします。
さらに、写真やビデオ撮影があるため日常のメイクよりも濃い目に仕上げます。
一見ブライダルメイクはナチュラルに見えますが、ベースメイクで自然な透明感やツヤ感を演出させます。
用意した席によっては、ゲストから見ると遠いこともあるので、ブライダルメイクで濃い目に仕上げた肌や目元で目鼻立ちをはっきりさせ、お顔の立体感を際立たせているのも特徴のひとつです。
ブライダルメイクの特徴②お色直しを考慮したブライダルメイク
結婚披露宴では、お色直しをする花嫁は多いと思います。
お色直しのウェディングドレスはカラードレスが一般的ですが、そのカラーイメージに統一感を与えるために、ブライダルメイクやヘアをチェンジすることがほとんどです。
そのため、ブライダルメイクをするときはお色直しを前提としたメイクをします。
白のウェディングドレスの着用時は、ベージュや薄ピンクなどのベーシックなカラーでブライダルメイクを仕上げ、お色直しをしたときに色を足せる状態にするのも特徴です。
ブライダルメイクの成功ポイント5選
ブライダルメイクを失敗させないために、押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
ブライダルメイクの成功法①濃い目のメイクで華やかに
ブライダルメイクは、普段メイクよりも濃い目に仕上げて華やかさを演出しましょう!
ただし注意したいのは、何でも濃くすればいいわけではありません。
最近のブライダルメイクのトレンドは「抜け感」です。
主張したいパーツは濃い目に仕上げますが、他のパーツはナチュラルにしましょう。
例えば、「目元は濃い目にしてチークとリップは薄めに仕上げる」などの様に引き算をしたブライダルメイクを心がけてください。
ブライダルメイクで上手に引き算ができると、くどさを感じないフレッシュで華やかな印象を与えます。
ブライダルメイクの成功法②ベースをしっかりして崩れにくいメイクに
ブライダルメイクでもっとも重視したいのが、ベースメイクです。理由は2つあります。
- 抜け感には作りこんだ素肌感が必須
- 長時間耐えるメイクはベースが大事
ブライダルメイクをする上で、決して手を抜いてはいけないのがベースメイク。
抜け感のあるブライダルメイクは素肌感が大事な要素ですが、日常メイクの薄いメイクやノーファンデメイクとは違って、特別感が必要です。
ベースには青みやパールの入ったものを選ぶことで、肌の内側から発する透明感を演出させましょう。
ルースパウダーやハイライトを仕上げに施すことで、素肌っぽいけど陶器のようなツヤが出て、立体的で美しいお顔になります。
ブライダルメイクは、ベースメイクをきちんと整えることで写真映えも格別によくなりますよ。
また、結婚式は挙式から始まり披露宴・二次会と1日がかりです。緊張で汗をかいたり、涙を流すシーンもあるでしょう。
ハードなスケジュールに耐えるメイクにするためにも、ブライダルメイクのベースはきちんと仕上げてください。
ブライダルメイクをする前に、余分な皮脂をティッシュで押さえてからメイクすると崩れにくくなるのでおすすめ。
スキンケア後に収れん化粧水をつけて、皮脂の分泌を抑えるなどの対策をしても◎。
ブライダルメイクの成功法③どこにポイントを置くかが鍵
抜け感のあるブライダルメイクにするには、引き算をしたメイクを心がけてください。
どこにポイントを置くかは目元か口元のどちらかに絞ると上手くいきますよ。
目元にポイントを置く場合は、リップはナチュラルなピンク系かコーラルオレンジなど、肌なじみのいい色を合わせるとバランスがよくなります。
口元にポイントを置く場合は、目元のアイシャドウは控えめにしてリップはパキっとした大胆な赤を選ぶと品格のある大人の女性らしい印象に。
ブライダルメイクは、ご自身の好みやウェディングドレスなどに合わせてどこにポイントを置くか選びましょう。
ブライダルメイクの成功法④目元は写真映えするメイクに
ブライダルメイクをする上で、目元のメイクは華やかさを出すポイントのひとつ。
抜け感メイクでアイシャドウを薄くしたとしても、まつ毛の存在感はきちんと出して、華やかな目元に仕上げましょう。
まつエクやまつ毛パーマなどでまつ毛を上向きにカールさせることで、自然と目が大きく見え、ナチュラルな美しさを際立てせてくれるでしょう。
伏し目や横向きのポーズの際にも、艶っぽさや女性らしい雰囲気を醸し出してくれます。
写真撮影では顔のアップの写真もあるため、まつ毛がくるんと上がっていることで、より可愛らしく仕上がります。
ブライダルメイクでは、いつもよりぱっちりとした目元になるようにするのがおすすめです。
ブライダルメイクの成功法⑤小物とのバランスを考える
ブライダルメイクでは、小物とのバランスも考える必要があります。
小物とは、ヘアアクセサリー・ネックレス・ピアス・ブーケなどのこと。
華やかな場だからと言って、メイクにラメを多く塗ってキラキラさせたとしても、後からつけるアクセサリーと被ってくどくなることも。
また、どんな色味を持ったブーケにするかでメイクの印象も変える必要があります。
例えばグリーンがメインのブーケであればナチュラルに、お花がメインのブーケであればその色味に合わせたブライダルメイクをすることもできます。
顔周りの小物を含め、トータルバランスを考えたブライダルメイクを選びましょう。
ドレスに合わせたブライダルメイク
ブライダルメイクは、どんなドレスや衣装を選ぶかによって、おおまかなテイストやイメージのメイクが決まります。
ここでは、ウェディングドレス・カラードレス・和装の3パターンに分けて、ブライダルメイクを紹介します。
純白のウェディングドレスに合わせたブライダルメイク
純白なウエディングドレスを着用するときのブライダルメイクは、ベースをしっかりと濃い目に仕上げます。
ベースがみずみずしく整った肌は、白いドレスに美しく映えることでしょう。
ベースメイクは、透明感やツヤ感を出し距離があっても目鼻立ちがはっきりとわかるように意識してメイクしましょう。
リップやチークは肌なじみに良い薄ピンクやイエベの方はオレンジ系もおすすめです。
クラシカルなウェディングドレスの場合は、大人な女性らしさを際立たせたブライダルメイクを。
目元はアイラインで強めに締めて、色味は口元に持っていきましょう。
深みのあるボールド系の赤リップを塗ることで、品格のある女性を演出しクラシカルなウェディングドレスにぴったりです。
カラードレスのブライダルメイク
カラードレスに合わせるブライダルメイクは、基本はウェディングドレスと同様、ベースメイクはきちんと濃い目に仕上げるのが基本です。
カラードレスは、披露宴の演出の一つとしてお色直しの際に着用することが多いですよね。
白のウェディングドレスよりも、がらりと雰囲気を変えて華やかさを演出するとゲストも喜びますよ。
アイシャドウをカラードレスと同色系にするか、色相環の反対色(補色)を選ぶとメリハリがついて魅力的な目元になります。
また、ラメやグリッターをアイシャドウの上から重ねれば、思わず目を引くような輝きを与えるでしょう。
和装のブライダルメイク
伝統的な和装のブライダルメイクは、「水化粧」と言って、おしろいを水で溶かしたもので肌を白く塗っていきます。
和装のアイメイクは切れ長な目元が良く似合うので、目尻を強調するようなメイクをするとGOOD。
眉は、なだらかなアーチを少し濃い目な色で仕上げます。
リップは濃い目の赤を、輪郭がはっきりするように描くのが伝統的な和装のメイク法です。
しかし、最近の花嫁はお色直しの際にベースメイクからメイクし直すことが大変なので、水化粧ではなくノーマルなファンデーションで代用することも。
その際は、全体的に明るめの色でマットに仕上げるように意識しましょう。
ブライダルメイクで失敗しないポイント
ブライダルメイクはセルフでできるのでは?と思うかもしれませんが、ブライダルメイクは普段メイクとはベースから違います。
崩れにくいブライダルメイクや、写真映えのするブライダルメイクをするためには、やはり数々の花嫁をメイクしてきたプロに頼むのがおすすめ。
どうしてもこだわりがある場合は、「ベースはプロに任せて、目元は自分でメイクしたい」など相談することでいい方法を見つけることができるでしょう。
結婚式当日のメイクが自分のイメージと違ったと後悔のないように、以下3つのことをしてみてください。
失敗しないブライダルメイク①イメージ画像を用意する
ブライダルメイクの色味や雰囲気のニュアンスは言葉では伝えきれないため、イメージのずれが生じやすいです。
ネットでいいなと思った写真やSNSの画像などを保存したり、雑誌の切り抜きなどを用意することで、自分の思い描くブライダルメイクのイメージが明確に伝わりやすいです。
用意したイメージ写真の中から自分に合いそうなブライダルメイクを、プロの視点から提案してくれるはずです。
イメージしているブライダルメイクの画像を持参して、プロの方と相談しましょう。
失敗しないブライダルメイク②自分が普段しないメイクを伝える
やりたいブライダルメイクを伝えることは大事ですが、「自分が普段しない苦手なメイク」を伝えることも大切です。
「こんな雰囲気のメイクは苦手」「このカラーは使ってほしくない」などNGについても具体的に伝えることで、自分のイメージするブライダルメイクにより近づきます。
せっかくのブライダルメイクなので、自分がやりたくないメイクになってしまわないよう事前にしっかり伝えておきましょう。
失敗しないブライダルメイク③コンプレックスを事前に伝える
ブライダルメイクをプロに頼む際には、普段コンプレックスに感じていることを事前に伝えておきましょう。
ここはプロの腕の見せ所で、プロの技術力で上手にカバーしてもらえるかもしれません。
「小顔にしたい」「しみそばかすを隠したい」「目を大きく見せたい」など具体的にオーダーしてください。
プロの方にコンプレックスを補ってもらい、結婚式当日は自信に満ち溢れたブライダルメイクでゲストをお迎えしましょう!
ブライダルメイクを引き立てるのは花嫁美容!
どんなに美しいブライダルメイクを施したとしても、ベースのお肌が荒れていたりごわついていては、せっかくののブライダルメイクが映えない・・・という場合も。
ブライダルメイクを成功に導くカギとして、花嫁美容にも力を入れましょう。
ブライダルメイクが映える花嫁美容①普段のスキンケアを見直そう
ブライダルメイクをより美しく仕上げるためには、まず普段使用しているスキンケアから見直しましょう。
いつも使用しているスキンケア用品をステップアップさせるだけで、美容成分が肌のハリやツヤをUPさせてくれるでしょう。
結婚式をきっかけにスキンケアを見直す花嫁は多いようです。
スキンケアはすぐに効果が出るものではないので、早めから取り掛かることが大切。
素肌から美しい花嫁になって、ブライダルメイクの映える最高に綺麗な自分を手に入れましょう!
ブライダルメイクが映える花嫁美容②肌が出るウェディングドレスは全身ケア
花嫁美容で忘れがちなのは、全身のケアです。
ブライダルメイクでどれだけ顔が美しく仕上がっても、全身ケアができていなければ台無し。
ウェディングドレスは、肩回りや背中などの肌の露出が高いデザインのものが多いです。
お顔だけでなくデコルテや背中も顔の一部だと思って、ケアを怠れないようにしましょう。
披露宴ではゲストの距離も近く、背中は意外と視線が行く場所です。
シェービングやエステでメンテナンスすることで、背後からも美しい花嫁になりましょう!
▶︎花嫁美容について詳しくはこちら
ブライダルメイクの前におすすめのスキンケア
ブライダルメイクをより美しく引き立たせるためには、日頃のスキンケアも大切です。
より美しい素肌を手に入れて、さらに美しい花嫁姿でゲストをお迎えしましょう♪
これから結婚式を挙げる花嫁さんにおすすめのスキンケアを紹介します。
BISVEILは、「毎日を特別に」をコンセプトに掲げた、エイジレススキンケアブランドです。
泡ミツ洗顔は、天然の洗浄成分を配合しており、古い角質を落として明るい印象の肌に導き、ブライダルメイクがより美しく見える肌をつくります。
また、はちみつを保湿成分として配合しているので、洗い上がりもつっぱらず、しっとりとした肌に。
ブライダルメイクをより美しく仕上げたい方は、是非試してみてくださいね。
ブライダルメイクをより美しく仕上げて、最高の花嫁姿に!
ブライダルメイクの基本は、普段より濃い目を意識することが大切です。
しかし、濃ければなんでもいいわけではなく、上手に引き算することでナチュラルな「抜け感」を演出し、垢抜けた印象に仕上げます。
ただし、ベースメイクはしっかりと力を入れてメイクすることで、ブライダルメイクの崩れの予防や普段メイクとは違う特別な雰囲気になるでしょう。
また、ヘアメイクさんとのイメージのすり合わせには「写真や画像で視覚的に伝えること」「なるべく具体的に伝えること」が大切です。
理想通りのブライダルメイクに仕上げて、人生で一番ハッピーな1日を過ごしてくださいね。