結婚式の費用はどのくらいかかる？費用相場と平均も合わせて紹介

人生の中で大きなイベントにあたる結婚式。これから挙式を考えている方もいるかと思います。一方で「結婚式はどのくらいお金がかかるのだろう」「どのようなところで費用がかかるのだろう」と不安な方も多いのではないでしょうか。

この記事では結婚式にかかる費用の内訳と相場、挙式までの花嫁様向けのスキンケアについて解説をしています。挙式の費用面に関してお悩みの方向けの記事になりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

結婚式の費用相場はどのくらい？

結婚式（挙式・披露宴）にかかる全国平均の金額は303万8000円で平均招待客数は43.2万人です。挙式に際しての平均金額は各都道府県によって異なります。平均金額が最も低いのは北海道で159万円、最も高いのは福井県で402万円です。

新型コロナウイルス感染拡大後は以前より挙式の規模が縮小傾向にあり、平均金額は減少傾向にあります。

結婚式の費用の多くは前払い制となっています。挙式の際にはある程度の貯蓄が必要ですので計画的に用意しておくことが必要です。

引用

結婚式にかかる全国平均金額は「ゼクシィ結婚トレンド調査2022調べ」

 都道府県の挙式にかかる平均相場は「マイナビ恋愛・恋活に関する費用についての　　　webアンケート」

自己負担額はどのくらい？

結婚式にかかる費用はすべて自分たちで用意して支払うわけではありません。挙式にあたっては、ご祝儀やお互いの両親からの援助があります。実際、支払わなければならない金額は「挙式にかかる総額」から「ご祝儀・両親からの援助金の総額」を引いたものになります。

ご祝儀の金額が高い場合や、お互いの両親からの援助金の金額によっては支払う金額が低くなることがあります。ご祝儀の総額は挙式当日にならないと分かりませんが、両親からの援助金はどのくらい援助してもらえるのかを挙式前までに聞いておくとよいです。

結婚式の費用の内訳

結婚式の演出や料理などは、内容によって金額が上下するため事前にしっかりと内訳を確認しておくことが大切です。

以下では結婚式をおこなうにあたってかかる主な費用の内訳を紹介します。

衣装代

衣装代は費用の中でも最も高額になります。特に新婦の方はお色直しや小物なども必要になってくるため、新郎の衣装代よりも高くなる傾向です。

以下がご新郎、ご新婦のそれぞれの衣装代の平均総額になります。

新婦の衣装代の平均費用一覧

平均総額：45万8000円 ＜それぞれの平均費用＞ウエディングドレス：28万円　　カラードレス：25万5000円　白無垢：19万8000円色打ち掛け：27万7000円

新郎の衣装代の平均費用一覧

平均総額：16万5000円 ＜それぞれの平均費用＞タキシード：13万2000円フロックコート：15万8000円紋服：10万1000円

料理や飲み物代

ゲストをおもてなしする料理や飲み物は結婚式をはなやかにする重要ポイントの1つです。金額は「単価×人数分」で決定され、式場の担当者と打ち合わせをする中で品数やランク、ドリンクやビュッフェサービスのオプションを考えていきます。

新郎新婦の中で「この料理は食べてもらいたい」「ゲストにアレルギーを持っている人がいるので配慮してほしい」などの要望があれば事前に式場の担当者に伝えておくとよいです。

料理や飲み物は判断ポイントが多いため、初回の見積もり金額から大きく変わることが多いです。料理や飲み物代の全国平均金額は87万5000円、料理は1万6700円、飲み物は4200円が1人あたりの平均金額となっています。

会場の装花代

結婚式会場やウェルカムスペースを華やかに演出してくれる装花。会場が豪華になったり、おしゃれになったりと会場の雰囲気が大きく変わります。

全国平均総額は18万3000円です。使われる花の種類やボリュームによって金額が変わるため価格をおさえておしゃれにできたり、お金をかけてお互いの理想の状態に仕上げたりすることも可能です。

式場や全体の雰囲気を作るポイントになるため、事前にお互いのイメージを共有していくとよいです。「イメージがなかなか沸かない」「どんな雰囲気が自分たちにはあっているのだろう」と思った方は装花サービスの担当者と一緒に考えたり、過去に挙式された方の装花のデザインをサイトなどで見てみたりするとよいでしょう。

撮影代

結婚式の思い出はずっと残しておきたいものです。結婚生活がスタートし、ふとした時に結婚式のアルバムや動画を見てみると当時のことを思い出す良いきっかけにもなります。

以下が結婚式当日の主な撮影方法になります。各撮影方法の特徴を事前におさえて、どの方法で思い出を残すか参考にしてくださいね。

ペーパーアイテム代

結婚式に招待するゲストはふたりにとって大切な人たちです。ペーパーアイテムは招待状から始まり席札、席次表、プロフィールブックなど挙式の際にふたりのおもてなしの心があらわれるアイテムになります。

以下が結婚式のときに主に使用されるペーパーアイテムになります。新郎新婦の結婚式のイメージに合わせて使うアイテムを選ぶ参考にしてみてくださいね。

	特徴と平均金額
招待状	結婚式をおこなう上でほとんどの新郎新婦が用意している招待状。最近ではSNSで招待状を送ったり、オンライン上で出欠確認をとるWEB招待状のサービスを利用することが多くなってきています。 ペーパーでの1部あたりの平均金額は390円ほどです。
席次表	ゲストに披露宴会場の座席やレイアウトを知らせるための席次表。ゲストの名前だけでなく似顔絵や写真をいれたり、手作りされたりする場合もあるようです。 1部あたりの平均金額は399円ほどです。
席札	各ゲストの席に置き、座席の位置を示す席札。ゲストが座席の位置を間違わないように利用する新郎新婦が多いようです。席札にゲストごとにメッセージを書いておいたり、ペーパーの代わりにキーホルダーなどのアイテムを席札にしたりし、工夫を凝らすこともできます。 1部当たりの平均金額は190円ほどです。
プロフィールブック	ふたりのなれそめや、それぞれのプロフィールをまとめたプロフィールブック。お互いのことをゲストに知ってもらうものになるためこだわって作成される新郎新婦が多いようです。中にはプロフィールブックの内容を席次表に反映させ、ひとつにまとめる方もいます。 1部当たりの平均金額は324円ほどです。

美容代

結婚式前にドレスをよりきれいに美しく着こなしたいと思っている花嫁さんは多いはずです。そこで挙式前におこなうのがブライダルエステになります。

フェイシャルからドレスを着たときに露出が多いデコルテ、肩、二の腕など肌ケアなどパーツごとに費用が発生し、エステサロンによってサービス内容が異なります。

平均金額は9万4000円ほどになります。すべてのパーツのエステをおこなうと時間と費用がかかるので事前に美しくしておきたいパーツを選んでおくことがおすすめです。

引用

それぞれの平均金額は「ゼクシィ結婚トレンド調査2022（全国推計値）」および「新婚生活実態調査2020（リクルートブライダル総研調べ）」

式場のタイプによって変わる結婚式の費用

結婚式はおこなう会場のタイプによっても費用もサービスも異なります。事前にどのような雰囲気で式をあげたいのかを話し合い、式場選びをすることはとても大切です。

以下が主な式場タイプの特徴と価格相場になります。

ホテルウェディングの費用相場

ホテルウエディングは宿泊施設と結婚式場が同じ施設内にあり、ホスピタリティも高く、立地も良いのが特徴です。一方で一般のホテル利用客もおり、独立型のチャペルなどがない場合が多いためプライベート感を大切にしたい方には不向きになります。

ホテルにより上下しますが、平均的な費用相場は約394万円ほどになります。

レストランウェディングの費用相場

レストランウエディングの魅力は料理のクオリティの高さです。ゲストのアレルギーに対応した美味しい料理を提供してくれるため、おもてなしの中心を料理にされたい方におすすめです。一方でチャペルがない場合が多く、着付けの手配が別途必要なのでその点を気にされる方には不向きになります。

平均的な費用相場は約279万円ほどになります。

ゲストハウスウェディングの費用相場

ゲストハウスウェディングは新郎新婦とゲストのみで施設を貸切ることができ、プライベート感を大切にした挙式をおこなうことができます。式中の演出や装飾もふたりで一から決めることができるためオリジナリティを出した挙式をおこなえますが、そのぶん費用がかかってしまうので注意が必要です。

平均的な費用相場は約362万円ほどになります。

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予算に合わせた費用で素敵な結婚式を

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結婚式は結婚するふたりにとってかけがえのない思い出になるイベントです。理想の結婚式像を思い浮かべ、楽しみながら挙式プランをたててみてくださいね。

この記事がこれから結婚式をおこなうかたの参考になればうれしいです。

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