2024.09.17
40代の吹き出物の治し方とは?原因とスキンケア方法を徹底解説!
吹き出物(ニキビ)は、思春期の10代に多く見られるものの、40代でもできる可能性があります。
思春期の頃とは、原因や治し方が異なります。40代で吹き出物ができた場合、正しいお手入れを行わないと、跡に残ったり治りが遅かったりすることも。
今回は、40代の吹き出物について、原因やスキンケア方法についてご紹介します。
40代の吹き出物4つの原因とは?
40代で吹き出物ができる原因は主に4つあります。肌・身体の変化や、生活習慣までさまざまな原因が関係しています。
1つだけ関係していることは少ないため、吹き出物ができる原因にあてはまっていないか確認しましょう。
吹き出物の原因①ホルモンバランスの変化
吹き出物ができる原因の1つである、ホルモンバランスの変化。女性の場合、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が、約28日周期で変化します。変化に伴い、よくも悪くも肌状態に影響を与えます。
エストロゲンは、肌の美しさを保つのに欠かせないホルモンです。30代後半から減少しはじめ、プロゲステロンとのバランスが崩れることで、吹き出物の発生につながります。
また、女性にも男性ホルモンが存在し、エストロゲンが減少し男性ホルモンが増加することも関係しています。皮脂の分泌が増えはじめ、人によっては吹き出物ができやすくなりますよ。
吹き出物の原因②肌の乾燥
一見、肌の乾燥は吹き出物のできやすさと関係ないと思う方もいるでしょう。しかし、肌の乾燥も吹き出物ができやすくなる原因の1つです。
肌の水分量は年齢を重ねるごとに減少します。40代になると水分量に加え、油分量も減少しはじめるため、肌の乾燥を感じる方は多い傾向です。
肌が乾燥していると、肌を守るバリア機能が低下している状態です。ターンオーバーが乱れることにもつながり、肌表面にある古い角質が剥がれ落ちず、角質が厚くなる角質肥厚が起きます。
毛穴が塞がることで、吹き出物が発生しやすくなります。
吹き出物の原因③食生活の乱れ
40代は仕事や育児にと、毎日忙しい日々を過ごしている方は多いでしょう。栄養バランスが崩れた、偏った食事ばかり摂っていませんか?
忙しさから食事を疎かにすると吹き出物が発生しやすく、治りにくい肌となります。
食材に含まれているビタミン類・タンパク質・ミネラルなどは、肌の美しさを保つのに必要な栄養素です。食生活が乱れないように、日々意識して食事をすることが大切です。
吹き出物の原因④紫外線
紫外線ダメージはシミやシワだけではなく、吹き出物の発生にも関係しています。紫外線ダメージを受けると、肌のうるおいが奪われ、乾燥を起こしやすい状態に。
先述したように、バリア機能の低下は起こりターンオーバーの乱れにつながり、吹き出物が発生しやすい状態となります。
また、紫外線は毛穴につまっている角質を酸化させる働きも持っています。酸化した角質は硬くなり、毛穴がつまる原因に。
毛穴に角質がつまったままにしていると汗や皮脂が排出されず菌が増殖し、炎症が起きることで吹き出物が発生します。
40代の吹き出物ができやすい部位と治し方
40代の吹き出物は、おでこ・頬・鼻・あごにできやすいもの。早めに対処するためには、部位に合っているお手入れが大切です。
それぞれの部位にできる吹き出物の治し方について見ていきましょう。なかなか治らない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
おでこの吹き出物
おでこにできる吹き出物は、シャンプー・トリートメント・クレンジング・洗顔料などの、すすぎ残しが関係している場合が多くあります。
一見、洗い流せているように見えても、落ちていないこともあります。特に、生え際は泡や液体が残りやすいため、入念に洗い流しましょう。
髪の毛が吹き出物を刺激する可能性があるため、おでこに髪の毛がかからないように気をつけてくださいね。
そのほか、スタイリング剤が合っていない・セットする際におでこに付着している場合もあります。スタイリング剤の見直しをしたり使用を控えたりなど、対策を行いましょう。
頬の吹き出物
頬の吹き出物の場合、吹き出物の状態によって対策が異なります。
炎症が起こる前の白い吹き出物の場合、1日2回たっぷりの泡で洗い、保湿をしっかり行うのが大切です。白い吹き出物は毛穴が塞がり角質がつまっている状態。角質の成分であるタンパク質を分解するプロテアーゼや、毛穴につまっている皮脂を洗い流すリパーゼなどが配合されているアイテムを使うのがおすすめです。
炎症が起こり赤くなっている場合、肌の刺激になり得るアルコールや防腐剤などが配合されていないアイテムを使い、洗顔を行いましょう。洗顔後は、保湿も忘れずに行ってくださいね。
頬もおでこ同様に、髪の毛がかからないようにして、頬杖をつく癖がある方はしないよう意識しましょう。また、枕カバーやシーツは毎日取り替え、衛生面にも気をつけましょう。
鼻の吹き出物
鼻は顔のなかでも、皮脂やメイク汚れなどが毛穴に溜まりやすい部位。花粉症を持っている方は、鼻をかむことでティッシュの刺激でうるおいが奪われることで乾燥しやすくなります。
毛穴汚れが気になるからと、ゴシゴシ洗うのはNG。たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。ピーリング成分であるAHA類や、プロテアーゼ・リパーゼなどの酵素が配合されているアイテムを使い、毛穴に汚れがたまらないようにケアしてくださいね。
あごの吹き出物
無意識で行っている頬杖によってあごを触る・マスクの刺激などによって、吹き出物ができやすい部位の1つです。洗顔する際は刺激を与えず、しっかり泡立てた泡でなでるようにやさしく洗いましょう。
なかには、あごの産毛が気になり剃る方もいるでしょう。剃る頻度が多いと手やカミソリの雑菌が毛穴に入り込み、吹き出物ができる可能性があるので注意。
必要以上にあごに触るのを防ぐためにも頻繁に剃るのは控え、10日に1回など頻度を減らしましょう。
40代の4種類の吹き出物と治し方
吹き出物と一口にいっても、でき方の段階によって種類が異なります。治し方もそれぞれ異なるため、できている吹き出物に合っている治し方を知ることで、早い段階で落ち着きますよ。
それぞれの種類の吹き出物と治し方を見ていきましょう。
白い吹き出物
白い吹き出物は、毛穴が塞がり皮脂が溜まっている状態です。
白い吹き出物の段階なら、スキンケアによって取り除ける可能性が高いですよ。皮脂を取り除くことが大切なため、日々の洗顔が重要になってきます。
ただし、皮脂を取り除こうと潰すのは控えましょう。潰したことで雑菌が入りやすくなり、炎症を引き起こす可能性があります。
黒い吹き出物
黒い吹き出物は紫外線を浴びることで、毛穴につまっている角質が酸化し黒くなったものです。白い吹き出物同様に炎症は起きていないものの、目立ちやすい状態です。
ピーリング効果が期待できるアイテムを使い、角質を取り除くケアを取り入れることで、目立ちにくくなりますよ。毎日たっぷりの泡で洗顔を行うことも大切です。
赤い吹き出物
白い吹き出物に炎症が起きることで、赤い吹き出物へと変化します。痛みを伴う場合もあるため、やさしく肌を擦らないように洗顔をしましょう。
炎症が起きているため、スキンケアでのお手入れは水分を与え、うるおいが逃げないよう乳液でフタをするくらいのシンプルなお手入れがおすすめです。お手入れが間違っていると治りにくいため、注意しましょう。
また、赤い吹き出物は跡が残りやすくなるため、皮膚科へ行き外用剤を処方してもらったほうが跡が残りにくいですよ。
黄色い吹き出物
赤い吹き出物が悪化すると、膿を持つ黄色い吹き出物となります。赤い吹き出物よりも跡が残りやすい可能性があります。
スキンケアではケアが難しいため、皮膚科へ行き肌の状態に合っている薬で治療しましょう。治療が遅いほど跡が残りやすいため、放置せずに薬を使い炎症を抑えてくださいね。
40代の吹き出物を予防するスキンケア方法
吹き出物はできてから対処するよりも、予防が大切です。正しいスキンケア方法を取り入れることで、吹き出物の予防につながります。
40代の吹き出物を予防するスキンケア方法について、見ていきましょう。
やさしく泡洗顔
吹き出物を予防する方法として、洗顔はとても大切です。しっかり泡立てたもこもこの泡で洗顔をしましょう。
泡立っていないと顔と手が触れることになり、摩擦がかかります。吹き出物を触ると刺激となるため、必ず泡立っている泡で洗うようにしましょう。
泡洗顔を使うと泡立てなくてもよいため、忙しいときでも手軽に洗顔できますよ。
ゴシゴシと顔を擦るように洗っても、毛穴につまっている汚れは取り除けません。やさしく刺激を与えないように洗いましょう。
しっかり保湿
洗顔だけではなく、保湿も大切です。洗顔後の肌は乾燥しやすいため、すぐに保湿ケアを行いましょう。化粧水でうるおいを与え、乳液やクリームを塗布し、うるおいが逃げないようにようにフタをしてください。
また、40代は水分・油分ともに減少しているため、スキンケアアイテムの成分にも注目しましょう。セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなど、保湿成分が配合されているのかどうか確認し取り入れてくださいね。
適度な角質ケア
肌が乾燥しやすい40代の肌はターンオーバーが乱れやすく、肌のゴワつきや角質が溜まりやすい状態です。適度な角質ケアを取り入れることで、つまり毛穴をケアできますよ。
洗顔料に酵素やピーリング成分が配合されていると、別でアイテムを用意しなくて済むため取り入れやすいでしょう。
アイテムによっては肌への刺激となるため、毎日の使用は控えましょう。肌状態を見ながら、週1〜2回程度使うのがおすすめです。
紫外線対策
紫外線は肌の乾燥やターンオーバーの乱れに関係しているため、紫外線対策は毎日行いましょう。
外出しない日でも、窓ガラスを通り抜けて屋内にも紫外線は入ってきます。朝のスキンケアとともに、日焼け止めを塗りましょう。
ただし、洗顔時に日焼け止めがしっかり落としきれていないと、毛穴つまりを引き起こす可能性もあります。肌表面に残さないようにしっかりクレンジングや洗顔をしましょう。
メイクをしないで日焼け止めだけで過ごすのであれば、石鹸で落とせると記載のあるものがおすすめ。クレンジングを使わなくても落とせるため、肌負担を軽減できますよ。
40代の吹き出物の予防におすすめの泡洗顔料
吹き出物ができないように正しいスキンケア方法も大切なものの、使うアイテム選びも重要です。40代の吹き出物の予防には、BISVEIL 泡ミツ洗顔がおすすめ!
吹き出物を予防する以外にも、さまざまな特徴があります。BISVEIL 泡ミツ洗顔を取り入れ、吹き出物ができにくいエイジレスな肌を目指しましょう。
もこもこの泡で摩擦を軽減できる
濃密なもこもこ泡が特徴の炭酸泡洗顔料です。泡で出てくるため、顔と手があたりにくく、摩擦を防げます。
肌に摩擦がかかることで吹き出物を刺激するだけではなく、肌の表面が動くことでシワや刺激がシミへとつながります。BISVEIL 泡ミツ洗顔は弾力のある泡のため、摩擦を気にすることなく洗顔できますよ。
ただし、洗顔時の圧が強いと顔と手が触れる可能性があるため、なでるように洗うのを忘れないようにしましょう。
ゴワつきを感じにくいなめらかな肌に
通常の洗顔料に比べキメの細かさが2倍のため、毛穴に入り込んでいる皮脂やメイク汚れをスッキリと洗い流す効果が期待できます。毎日の洗顔に取り入れることで、毛穴に黒ずみ汚れを溜めにくく、なめらかな肌を保ちますよ。
ターンオーバーの乱れによる肌のゴワつきのケアにぴったりです。
洗い上がりの乾燥を感じにくい
BISVEIL 泡ミツ洗顔には、保湿効果の高いはちみつが配合されています。洗い上がりの肌は乾燥を感じやすいものの、はちみつ効果によって肌の乾燥を防ぎ、うるおいを守ります。
洗顔からうるおいを守ることで、より吹き出物ができにくい肌となりますよ。
40代の吹き出物は改善できる!効果的なスキンケアで健やかな肌へ
吹き出物は40代でもホルモンバランスや肌の乾燥などが関係して、できやすい状態です。しかし、できてしまっても吹き出物の状態に合わせて、正しいケアをすることで改善できますよ。
吹き出物はできる前に、予防することが大切です。肌の状態に合っているアイテムを取り入れ、健やかな肌を保ちましょう。