2022.05.26

はちみつ風呂の効果とは?簡単にできるはちみつ風呂作り方と注意点を解説!

はちみつには保湿効果・美白効果などさまざまな美容効果が期待でき、さまざまなスキンケアアイテムにもはちみつが使用されています。

中でも注目されているのは、はちみつを使った「はちみつ風呂」です。

そこで、今回ははちみつを使った美容方法の一つである「はちみつ風呂」についてその効果とやり方を紹介していきます。

はちみつ風呂とは?

はちみつ風呂とは?

世界三大美女であるクレオパトラが愛したといわれている「はちみつ」。
お風呂に大さじ2〜3杯はちみつを入れて「はちみつ風呂」をするだけで、はちみつに含まれるビタミンやミネラル、酵素によってさまざまな美容効果が期待できます。

「はちみつ風呂」と聞くと、なんだかベタついてしまいそうですが、正しい作り方を知ればベタつくこともありません。
保湿効果のあるはちみつのおかげで、お風呂上がりはしっとり、すべすべのお肌に仕上がります。

超簡単!はちみつ風呂の作り方を紹介

はちみつ風呂の作り方を紹介!

なんだか美容によさそうな「はちみつ風呂」。
はちみつ風呂は、はちみつさえあれば簡単に作ることができます。

ここからは、はちみつ風呂の作り方について紹介します。はちみつ風呂を正しく作れば、身体がべたつく心配もありません!

はちみつ風呂の作り方①40度前後のお湯を張る

はちみつ風呂を作るために、1番重要なのがお湯の温度です。
というのも、はちみつの成分は温度が高くなれば変化し、最終的に壊れてしまいます。
はちみつの成分が壊れてしまうと、はちみつのさまざまな美容効果が期待できなくなってしまいます。

そのため、お湯の温度は40度前後に設定し、はちみつの効果をしっかり感じられる温度に設定しましょう。

はちみつ風呂の作り方②大さじ2〜3杯ほどのはちみつをお風呂に入れる

はちみつ風呂を作るには、大さじ2~3杯のはちみつを入れます。
はちみつの量は、浴槽の大きさやお好みで変えて問題ありません。
何度か試してみて、自分が1番効果を感じた量に調節しましょう。

はちみつを入れすぎると、お風呂から上がった後にべたつきを感じることもあるので、入れすぎには注意。
はちみつ風呂は簡単にできるので、ぜひ今日から試してみてくださいね。

はちみつ風呂の効果とは?

はちみつ風呂の効果とは?

はちみつには豊富なアミノ酸・ビタミン・酵素が含まれているので、はちみつ風呂には下記のような効果が期待できます。

  • 保湿効果
  • 抗酸化作用
  • 肌の代謝を促進
  • 冷え予防

一つずつ詳しく紹介していきます。

はちみつ風呂の効果①保湿効果

はちみつはねっとりしていて、水分が少なく保湿効果はないと思われますが、はちみつには吸湿性があり、空気中の水分を吸ってくれるので、肌にはちみつを塗ると保湿効果があります。

はちみつが使われている化粧品や美容アイテムが多いのも、この吸湿性の高さにあります。
はちみつをお風呂に入れることで、お風呂上がりも全身がしっとりします。

はちみつはこの保湿効果からはちみつ風呂だけではなく、顔パックとしても活用されています

はちみつ風呂の効果②冷え予防

はちみつには代謝を良くしてくれる効果があるため、冷え予防にもなります。
冷え性は、身体の先まで血液が行き届きにくくなることで、末端が冷えることが原因です。
そこではちみつを使って代謝を良くすることで、血が末端まで巡り冷え性を改善してくれます。

もし、冬場に冷えが原因で寝付けないと悩んでいる方ははちみつ風呂はうってつけです。
人の加工が加わっていない自然由来のはちみつの糖は、より代謝促進に効果的です。
はちみつ風呂で身体の芯まで温まり、冷え性を解消しましょう。

はちみつ風呂を行うときの注意点

はちみつ風呂を行うときの注意点

ここからは、はちみつ風呂を行う際の注意点を紹介します。
はちみつ風呂の注意点を踏まえて、効果的にはちみつ風呂を行うようにしましょう。

はちみつ風呂の注意点①高すぎる温度は控えよう

はちみつは加熱しすぎると、美容に役立つはちみつの成分を壊してしまいます。
はちみつの成分が壊れてしまうと、せっかくのはちみつの美容効果が期待できなくなってしまいます。

そのため、はちみつ風呂を行う際はお風呂の温度調整には注意が必要。
お風呂の高すぎる温度の目安は45℃以上です。
はちみつ風呂を作る時は、お湯の温度は40℃前後に保ちましょう。

はちみつ風呂の注意点②はちみつをお風呂に入れるときは木製のスプーンで

はちみつは鉄製のスプーンを使うと、化学反応を起こしてしまいます。
そのため、経口摂取する場合もはちみつ風呂を作る場合も、木製のスプーンを使用しましょう。

はちみつはPHが高いため、金属に触れると金属イオンを発生させて取り込んでしまいます。
中には金属製のスプーンを使っても問題ないといった声もありますが、はちみつ風呂をする際のリスクはできるだけ避けた方がいいでしょう。

はちみつ風呂の注意点③アレルギーがないか確かめよう

はちみつには花粉が含まれているため、アレルギー反応を起こす場合があります。
はちみつ風呂に使われるはちみつは少量ですが、アレルギーやアトピーといった免疫機能に異常がある場合は控えましょう。
どうしてもはちみつ風呂をしたい場合は、精製はちみつを使いましょう。

精製はちみつとは、純粋はちみつから花粉やさまざまな物質が取り出されたものです。
加工をしているため、純粋はちみつと比べると美容効果は低くなります。
しかし、精製はちみつは純粋はちみつと比べると価格がリーズナブルというメリットもあります。

はちみつ風呂の注意点④1歳未満のお子様ははちみつ風呂を控えて

はちみつにはボツリヌス菌という芽胞を促す菌が入っていることがあります。
日本製のはちみつの場合は入っている確率が5%ほど
このボツリヌス菌が赤ちゃんの体内に入ってしまうと、乳児ボツリヌス症を発症します。

ボツリヌス菌は140℃で加熱して滅菌されるため、お風呂の温度では死にません。
そのため、赤ちゃんと一緒にはちみつ風呂をすることは避けましょう。

  • 乳児ボツリヌス症の症状
    ・便秘
    ・筋力低下
    ・脱力
    ・哺乳力の低下
    ・泣き声が小さくなる

最悪の場合、死亡するケースもありますので、くれぐれも赤ちゃんをはちみつ風呂に入れないようにしてください。
ボツリヌス菌は経口から体内に侵入するので、口に付かなければ問題ないですが、それでもはちみつ風呂に入れるのはリスクが高すぎるので控えましょう。

はちみつ風呂の美容効果で全身美肌を目指そう!

はちみつ風呂の美容効果で全身美肌を目指そう!

はちみつ風呂の作り方・効果・注意点についてまとめました。
はちみつには豊富な美容成分が含まれているため、はちみつ風呂は美肌効果だけでなく、様々な効果が期待できます。

しかし、一歩間違えると生命を脅かしてしまいます。
特に赤ちゃんははちみつ風呂には絶対に入れないでください。
正しくはちみつ風呂を活用して美容に役立てていきましょう。