2024.08.08

ニキビができたら洗顔を見直すべし!おすすめの選び方とおすすめの洗顔料10選

肌にぽつぽつとできるニキビ。「人前に出るのが恥ずかしい」「つい触ってしまうと痛い」「化粧ノリが悪く気分が沈む」どうにかして治したい!と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ニキビ対策にはスキンケアが欠かせません。化粧水や乳液、美容液にこだわりを持って選んでいる人は多いでしょう。しかし、洗顔料についてはどうでしょうか。

この記事では、ニキビに悩む方へおすすめの選び方と洗顔料10選をご紹介します。
ニキビ肌へどんなケアをしたらいいのかがわかり、これからは自信をもって自分の肌と向き合うことができますよ。

ニキビができたら洗顔料にこだわるべき理由

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実はニキビケアで最も重要なのが「洗顔」です。 

ニキビができる原因はさまざま。洗顔料の種類もさまざまです。間違ったケアで悪化させたり、跡になったりしないように、洗顔料にこだわることが大切です。

しかし、ニキビケア用としてたくさんのメーカーからいろいろな種類の洗顔料が市販されています。こだわりたいけど、何を選んだらよいかわからない!という人もいるでしょう。

そもそもニキビはなぜできる?

ニキビの原因は「毛穴の詰まり」と、詰まりによる「アクネ菌の増殖」です。

「毛穴の詰まり」の原因は2つあります。

  1. ターンオーバー(肌の細胞が一定期間で生まれ変わる機能)が乱れ、毛穴周辺の古い角質が蓄積され、毛穴が詰まる。20代以降に多い。
  2. 思春期ホルモンの分泌の活性化やストレスで、皮脂が過剰分泌されて毛穴が詰まる。10代に多い。

そしてどちらかのパターンで毛穴が詰まると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し炎症を起こし、ニキビができます。

洗顔で古い角質や余分な皮脂を落とし、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを防ぐことが重要ということがわかりますよね。

ここでは、そんなニキビに悩んだ時の洗顔料の選び方と、おすすめの洗顔料をご紹介します!

ニキビに悩んだ時の洗顔料の選び方

ニキビケアの洗顔料には有効成分が含まれているものや、洗浄能力が高いものや肌に優しいものなどさまざまな種類があります。

洗顔料を選ぶときのポイントは3つです。

  • ニキビ原因に合ったアプローチができるか
  • 肌質に合っているか
  • 使い心地は好みか

このポイントをクリアするために、内容成分や使い心地のチェックが必要になります。でも、具体的に何を基準に選べばよいのでしょうか。

有効成分で選ぶ

有効成分とは医薬品や医薬部外品に含まれる成分のうち、特定の効能効果が厚生労働省に認められた成分のことをいいます。

ニキビケアの洗顔料の多くには「薬用」や「医薬部外品」と記載されていて、ニキビに有効な「殺菌成分」や「抗炎症成分」などが含まれています。

自分のニキビに効果がある有効成分が含まれた洗顔料を選んでみてはいかがでしょうか。

では、どの成分がニキビに効果があるのか、重視するポイント別に有効成分をいくつかあげてみます。

①殺菌成分を重視

殺菌成分を重視することで、ニキビの原因菌を殺菌し、ニキビ予防に役立ちます。

例を挙げると下記のような成分です。

  • サリチル酸
  • イソプロピルメチルフェノール       
  • レゾルシン

 

②抗炎症成分を重視

抗炎症成分はニキビの炎症を落ち着かせ、腫れや痛み・赤みの解消に役立ちます。

例を挙げると下記のような成分です。

  • グリチルリチン酸ニカリウム
  • アラントイン
  • イブプロフェンピコノール

他にもニキビに有効な成分が複数あるので、パッケージや公式サイトの成分表も確認してみるとよいでしょう。

泡のキメの細かさで選ぶ

できてしまったニキビが腫れている、触れると痛い、そんな時はなるべくやさしく洗顔したいですよね。泡のキメの細かさで、洗顔料を選ぶのもおすすめです。

たっぷりの細かい泡を使って洗顔するメリット

  • たっぷり泡で肌と手の摩擦を軽減できて、ニキビに与える刺激を減らすことができる
  • きめの細かい泡は、毛穴や角質層に入り込みやすく古い角質や汚れがとれやすい
  • ふわふわ泡の感触が心地よい

含まれる成分によっては泡立ちにくい洗顔料もあります。また、自分で泡立てる必要がない泡洗顔料もあるので使用方法をよく確認して自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。

思春期ニキビは皮脂をきちんと落とせるものを選ぶ

10代の頃にできるのが思春期ニキビ。

思春期ニキビは、ホルモンバランスの関係で分泌される過剰な皮脂が原因です。
「学生の頃はニキビに悩んでいた」という方も、多いのではないでしょうか?

この場合は、朝晩しっかりと洗顔料を使い、余分な皮脂をきちんと落とすようにしましょう。
気になるからとニキビに触れると悪化の原因になるので、絶対にやめてくださいね。

また、メイクでニキビをカバーすると毛穴が詰まりやすくなり、悪化の原因になります。
ニキビが治るまでは、メイクは避けたほうがいいでしょう。

▶︎参考:思春期ニキビはいつまで続く?よく効くスキンケアや治し方を紹介|健康肌スキンケア

大人ニキビはバリア機能をサポートするものを選ぶ

20代以降にできやすい大人ニキビは、ストレス・紫外線・不規則な生活などによるターンオーバーの乱れが原因です。

ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能が低下してしまうので、洗顔料にサポートしてくれる成分が含まれているものを選びましょう。

次のような成分が、バリア機能をサポートしてくれますよ。

  • グリチルレチン酸ステアリル
  • アラントイン
  • グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)

また、乾燥も肌のバリア機能を低下させてしまう原因です。

特に乾燥肌でニキビに悩んでいる方は、必要な皮脂を落としすぎない洗顔料を選びましょう。

ヒアルロン酸やグリセリンなど保湿成分が配合されている洗顔料や、うるおいを保ちながら洗える、アミノ酸系の洗顔料がおすすめ!

洗浄成分で選ぶ

汚れを落とすために洗顔料に含まれている洗浄成分。洗浄成分はいくつかに分類されそれぞれ特徴があります。

使い心地や洗いあがりにこだわりたい人は、ぜひ洗浄成分をチェックしてみてください。

洗浄成分の種類と特徴についてご紹介します。

①せっけん系(脂肪酸系)

表示名

  • 石ケン素地
  • 脂肪酸ナトリウム
  • 脂肪酸カリウム

 洗浄力が高いので皮脂や古い角質などの汚れをしっかり落とす。思春期ニキビ・脂性肌向き。

 洗いあがりはさっぱり。

②アミノ酸系

表示名

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルグリシンK
  • ラウロイルメチルタウリンNa

 うるおいを守ってしっとりと洗い上げる。大人ニキビ・乾燥肌向き。

 刺激が少なく突っ張りにくい。

③クレイ系

表示名

  • ベントナイト
  • カオリン
  • モンモリロナイト

 汚れの吸着力に優れているので「汚れを吸い取る」ように働く。大人ニキビ向き。

 毛穴汚れに効果的 。

④酵素系

表示名

  • プロテアーゼ
  • パパイン
  • リパーゼ

 皮脂やたんぱく質を分解して汚れを落とすので毛穴詰まりに効果的。思春期ニキビ・脂性肌向き。

ニキビ肌には肌に刺激の少ない「アミノ酸系」の洗浄成分が適していますが、しっかりと皮脂を落としたい時やさっぱりとした洗いあがりが好みの人には「せっけん系」もおすすめです。

洗浄成分の特徴を理解して、お肌や好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

ニキビに悩んだ時のおすすめ洗顔料10選

これまでのポイントをふまえ、ニキビ悩みに効くおすすめ洗顔料10選をご紹介します!

BISVEIL 泡ミツ洗顔 

きめ細かい泡とはちみつの力でもちもち肌に

はちみつの力で保湿をしながら、きめ細かい泡でやさしく余分な皮脂や古い角質を洗い流します。
ポンプタイプの泡洗顔と比べると2倍以上キメが細かいのが特徴で、ニキビの原因となる余分な皮脂をしっかりと吸着して洗い流します。

また、炭酸を3,000ppm配合。
炭酸の力で肌をじんわりとやわらげ、洗顔後のスキンケアが浸透しやすくなります。

洗浄成分:アミノ酸系

ニキビの炎症や洗顔後の乾燥が気になる方、余分な皮脂をしっかりと洗い流したい方におすすめです。

▶︎泡洗顔についておすすめ商品をもっと知りたい方はこちら

オルビス クリアフルウォッシュ

低刺激性の濃密泡と5種和漢植物由来成分で清潔な垢ぬけ肌へ

濃密泡で角栓の詰まりにアプローチして、アミノ酸系の中でももっともしっとりタイプ洗浄剤でクリアな肌に洗いあげます。5種和漢植物由来成分でバリア機能を整えます。

有効成分:グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:アミノ酸系

敏感肌をいたわりながら、クリアに洗いあげたい人におすすめ

キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔

セラミドケアが特徴のうるおいを保って洗う泡洗顔料

肌の必須成分であるセラミドを守って洗い、過剰な皮脂を取り除きます。抗炎症成分配合でニキビを防ぎなめらかな肌に洗いあげます。

有効成分:グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:アミノ酸系

べたつきをおさえてうるおいも保ちたい、乾燥性敏感肌のひとにおすすめ

ロゼット 洗顔パスタ アクネクリア

ふたつのクレイパウダーを含んだ泡で清潔ですこやかな肌に

クレイパウダーを含んだたっぷりの泡で余分な皮脂や毛穴詰まりを落とし、抗炎症成分と3種の和漢植物エキスがすべすべ肌に導きます。

有効成分:グリチルレチン酸ステアリル(抗炎症成分)

洗浄成分:クレイ系、せっけん系

皮脂や毛穴の汚れを落としながら肌の保湿やトーンアップにアプローチしたい人におすすめ

ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム

マイルドピーリング作用で古い角質や皮脂を取り除きニキビを防ぐ

肌表面の古い角質を洗い流すマイルドピーリング作用で毛穴の詰まりを取り除き、有効成分でアクネ菌を殺菌してニキビを防ぎ透明感のあるお肌に導きます。

有効成分:サリチル酸(殺菌成分)

     グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:アミノ酸系

殺菌効果を重視してニキビ予防しながら、美白効果を感じたい人におすすめ

dプログラム エッセンスインクレンジングフォーム

美容成分配合のクリーミー泡で汚れと肌荒れ原因を落として美肌に

クリーミーでたっぷりのクッション泡で汚れをしっかりと落とします。美肌菌を残ししっとりなめらかに洗い上げる美容洗顔料です。

有効成分:グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:泡で落とす

濃密な泡の感触でしっかり汚れを落としながらもうるおいがほしい人におすすめ

肌美精 CHOIフェイスウォッシュ

ふたつの有効成分でニキビ退治 角栓を溶かして毛穴をひきしめる

殺菌成分と抗炎症成分でアクネ菌の繁殖と炎症を抑え、角質クリア成分の酒石酸で毛穴の角栓を溶かします。ひきしめ保湿成分も配合でつるつるうるおい肌を目指せます。

有効成分:イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)

                  グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:角栓クリア成分

手軽にニキビを集中ケアして、毛穴をひきしめたい人におすすめ                  

ACBNE BARRIER 薬用プロテクトウォッシュ

刺激の少ない植物性せっけんベースの洗顔料

ティーツリーとハーブのちからで肌をいたわりながらアクネ菌を洗い流します。抗炎症成分で炎症による赤みを抑えて肌のバランスを整えます。

有効成分:グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)

洗浄成分:せっけんベース

肌に負担はかけたくないけど、スッキリ洗いあげたい人におすすめ

ビオレ スキンケア洗顔料 薬用アクネケア

洗浄力も洗い心地もどちらも叶える洗顔料

肌荒れ防止成分として、グリチルリチン酸ジカリウムを配合。

肌が敏感なときでも使いやすいのが嬉しいですね。

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分)

     イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)

洗浄成分:アミノ酸系

アミノ酸系ですが洗浄力は高め。思春期ニキビや脂性肌の人におすすめ。

スキンライフ 薬用洗顔フォーム

もっちり濃密泡で余分な皮脂をオフ!

泡立てネットで簡単にもっちり泡が作れるので、摩擦レスな泡洗顔が可能です。

シトラスブーケの香りも心地よく、肌荒れ防止成分もしっかり配合されています。

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分)

     イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)

洗浄成分:石けん系

思春期ニキビや大人の脂性肌の人におすすめ。

▶︎その他の洗顔についてこちらもチェック:ファンケル アクネケアの洗顔口コミ│プロがお試しレビューや成分解説、セットの申込方法まで解説chocure

ニキビは正しい洗顔で対処しよう!

いかがでしょうか。ニキビに悩んだら、成分や洗いあがりにこだわって自分に合う洗顔料をぜひ見つけてくださいね。

また、ニキビができないよう、普段の生活習慣を見直すことも大切です。

規則正しい生活とニキビケアを継続して、清潔で輝く美肌を手に入れましょう !

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