2024.07.14
40代で肌にハリがないと感じる理由は?原因と対策を解説
40代で肌にハリがないと感じる理由は、肌のバリア機能の低下や「エストロゲン」というホルモンの減少が考えられます。
「最近肌のハリがないけど、何が原因?」「肌にハリがないと感じているけど、ハリを取り戻す方法はあるの?」と考える人もいるでしょう。
今回の記事では、40代で肌にハリがないと感じる理由や原因を解説していきます。
対策方法も解説しているので、参考にしてみてくださいね。
なぜ40代に入ると肌にハリがないと感じるの?
40代で肌にハリがないと感じる理由には、肌のバリア機能の低下やエストロゲンの減少が挙げられます。
40代の女性は仕事や子育てで忙しく、自身のケアが後回しになりがちです。
また通常28日周期のターンオーバーのサイクルが、40代になると45日周期になるといわれています。
そのため古い角質が剥がれ落ちずに肌にとどまり、シミやくすみなどの肌悩みを感じやすくなるのです。
以下ではなぜ40代に入ると肌にハリがないと感じるのか、詳しく解説していきます。
40代で肌にハリがないと感じる原因①「エストロゲン」が減少する
40代で肌にハリがないと感じる原因には、「エストロゲン」が関係しています。
「エストロゲン」とは女性ホルモンの一種です。
女性ホルモンには、月経後から排卵まで分泌量が増える「エストロゲン」と、排卵から月経前まで分泌量が増える「プロゲステロン」の2種類があります。
エストロゲンは、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンの分泌を増やし、美しい肌へと導いてくれるホルモンです。
40代になり、閉経が近づくにつれてエストロゲンの分泌が減少します。
そのため肌にハリがないと感じるのはもちろん、乾燥やたるみ、キメの乱れなどの肌トラブルが増えてくるのです。エストロゲンはスキンケアで補うことはできません。
肌トラブルが起こる前に、しっかりスキンケアで対策するのが大切だといえるでしょう。
40代で肌にハリがないと感じる原因②バリア機能が下がる
40代で肌にハリがないと感じる原因には、バリア機能の低下も関係しています。
肌には、肌表面を保護する役割を持つバリア機能が存在します。
バリア機能の維持に大切なのが、保湿の3大因子と呼ばれる皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)です。
皮脂膜は肌の水分を逃がさないようにする働きや、肌を柔らかくする働きがあります。「天然の保湿クリーム」と呼ばれているほど、肌の保湿に必要不可欠です。
細胞間脂質は脂肪酸やコレステロールなどで構成されており、肌の水分量を維持する役割があります。また天然保湿因子(NMF)には、抱え込んだ水分を逃さないようにして、肌の保湿力を維持する働きがあるので重要です。
この3つの因子はすべてバリア機能の維持に欠かせないものです。しかし年齢を重ねるごとに減少していくので、バリア機能が低下します。
そのため40代に入ると肌が乾燥しやすくなり、次第にハリがないと感じるようになるのです。
40代に入り肌にハリがなくなる理由5選
40代に入り肌にハリがないと感じる理由には、加齢による皮膚の老化や紫外線によるダメージなどが考えられます。
また、肌にハリがなくなることでフェイスラインがぼやけ、たるみまで引き起こしてしまいます。
そのためハリがなくなる原因を事前に知っておくと、スキンケアや普段の生活で対策がしやすいでしょう。
以下では、40代に入り肌にハリがなくなる理由を5つ詳しく解説していきます。
40代で肌にハリがなくなる理由①加齢による皮膚の老化
40代の肌にハリがなくなってしまう大きな理由は、やはり加齢による皮膚の老化です。
年齢を重ねるにつれて、皮膚も老化していきます。
皮膚が老化すると、肌が薄くなり乾燥しやすくなるといわれています。
乾燥は、ハリ不足を加速させる大きな原因に繋がるのです。
また、加齢とともに、コラーゲンやエラスチンなどの、肌にハリを与える成分を生成する線維芽細胞の働きが衰えます。
その結果、肌の弾力が失われてハリがなくなるだけでなく、たるみまで引き起こしてしまうのです。
40代で肌にハリがなくなる理由②表情筋が衰えている
40代の肌にハリがなくなってしまう理由には、表情筋の衰えも関係しています。
顔には、30種類以上の表情筋が張り巡らされています。
顔を支えている筋肉が衰えることで、肌にハリがなくなり、重力に負けてたるみを引き起こすのです。
表情筋が衰える主な原因には、加齢、無表情で過ごす、姿勢が悪いことなどが挙げられます。
40代前後から、表情筋がかなり衰えてくるといわれているため、普段から表情筋を鍛えている人も安心できません。
40代で肌にハリがなくなる理由③姿勢が悪く血行不良に陥る
40代の肌にハリがなくなってしまうのは、血行不良も関係しています。
日常から猫背で姿勢が悪かったり、気温の低下などによって顔が冷えたりすると、血管が収縮するので血行不良に陥ります。
血行が悪くなると、酸素や栄養分が肌の細胞に届かなくなるため、肌のハリがないと感じるようになるのです。
さらに猫背の姿勢だけでなく、日常的に足を組む癖がある場合も、血行不良の原因になるので注意しましょう。
40代で肌にハリがなくなる理由④紫外線によるダメージ
40代で肌にハリがなくなってしまう理由には、紫外線によるダメージも挙げられます。やはり紫外線は美肌の大敵です。
UV-Aは真皮に存在する線維芽細胞という、美肌成分をつくるもとになる細胞にダメージを与えます。またUV-Aは肌老化の原因となる活性酸素を大量に発生させるので、肌のハリや弾力をなくしてたるみを引き起こします。
さらにメラニンを生成させてシミの原因にもなるのです。
40代で肌にハリがなくなる理由⑤生活習慣
40代で肌にハリがなくなってしまうのは、偏った栄養バランスや睡眠不足などの生活習慣の乱れも原因になります。
肌のハリにはコラーゲンが必要です。コラーゲンを生成するためには、元となるタンパク質の摂取が必要です。そのため肉や卵、乳製品などのタンパク質を含む食べ物が不足していると、ハリがなくなってしまいます。
また睡眠不足だと肌のターンオーバーの周期が乱れるため、シミやくすみなどの肌トラブルの原因に。
コラーゲンやヒアルロン酸の生成も減少するので肌の乾燥になり、ハリが失われてしまいます。
40代に入って肌にハリを取り戻す対策
年齢を重ねるとともに、今まで気にしていなかった肌のハリ不足が目立つようになってきますよね。
40代でハリがないと感じていても、きちんと紫外線対策や乾燥対策などを行うことで、ハリを取り戻すことができるので安心してくださいね。
ここでは、40代で肌にハリを取り戻す対策方法について詳しく解説していきます。
40代で肌にハリを取り戻す対策①スキンケアを見直す
40代の肌にハリを取り戻すなら、年齢とともに使用するスキンケアを見直す必要があります。
40代に入り肌が乾燥し、なかなか化粧水が浸透しない場合は、化粧水の前にブースターを取り入れてみてください。
普段感じている肌悩みに合わせて美容液を選び、肌に与えた水分が逃げないようクリームで蓋をして蒸発を防ぐと良いですよ。
またスキンケア方法を見直すのも必要です。落ちにくいアイメイクは専用リムーバーで落としたり、十分に泡立てた泡で優しく洗顔したりしてケアをしましょう。
肌トラブルが起きやすい40代こそ、自分に合ったスキンケアを見つけるのが大切です。
<40代の肌にハリを取り戻したいなら、洗顔が大切>
40代の肌にハリを取り戻すためには、スキンケアを見直すことが大切です。
肌をゴシゴシ擦りながら洗顔していたり、乾燥対策がしっかりできていなければ、肌にハリを取り戻すどころか余計に肌にハリがなくなってしまうことも・・・。
スキンケアは毎日行うものです。そのスキンケアによって肌にダメージを与えていては、せっかくのスキンケアでハリを取り戻すどころか、さらに肌悩みを増やしてしまう結果に。
40代の肌にハリを取り戻すなら、まずは洗顔を見直してみましょう。40代の肌にハリを取り戻したい方には、BISVEIL 泡ミツ洗顔がおすすめ。
BISVEILの泡ミツ洗顔は、ワンプッシュで濃密な泡をつくることができ、肌と手の間のクッションの代わりをするので、肌への摩擦を軽減することができます。
さらに、泡ミツ洗顔の泡は一般的な洗顔料と比べるとキメの細かさが約2倍。
そのキメの細かい泡が毛穴の黒ずみ・角栓の原因となる皮脂や古い角質、角栓をしっかり洗い流します。
そのため、ほかの洗顔料では味わえない洗い上がりを得ることができます。
肌への摩擦は肌へのダメージ。
肌へのダメージを与えてしまうと、肌のバリア機能が低下してしまい、肌のハリを取り戻すことは難しくなってしまいます。
40代の肌こそふわふわの泡で洗い、肌にやさしくしてあげることが大切です。
また、泡ミツ洗顔は保湿成分としてはちみつを配合。
はちみつが40代の肌へうるおいを与え、洗い上がりもつっぱらずしっとりした肌へと導きます。
40代の肌にハリがほしい!と悩んでいる方は、一度泡ミツ洗顔を試してみませんか?
まずは洗顔を見直してみましょう!
40代で肌にハリを取り戻す対策②きちんと紫外線対策をする
40代の肌にハリを取り戻すなら紫外線対策をしっかり行いましょう。
紫外線を浴びると線維芽細胞にダメージを与えてしまい、ハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンが生成されにくくなります。
そのため、肌にハリを取り戻すために欠かせないのが紫外線対策です。
紫外線は窓ガラスをすり抜けて入ってくるので、室内で過ごしている時も油断できません。
朝の洗顔、スキンケアが終わったタイミングで、日焼け止めを塗る習慣をつけると良いでしょう。また、紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいます。
冬でも油断せず紫外線対策をしてくださいね。
40代で肌にハリを取り戻す対策③しっかりと乾燥対策をする
40代の肌にハリを取り戻すなら、しっかりと肌の乾燥対策をしましょう。
肌の乾燥はハリがなくなるだけでなく、小じわやくすみなどの様々な肌トラブルの原因になります。
特に40代になると肌の水分量が減ってくるので、乾燥対策がより重要になるのです。乾燥対策をするには、自分の肌状態に合ったスキンケアを見つけるのが大切です。
乾燥しやすい肌の方は、油分が多めのクリームを使うなど丁寧なスキンケアを心がけましょう。
40代で肌にハリを取り戻す対策④表情筋を鍛える
40代の肌にハリを取り戻すためには、表情筋を鍛えることも大切です。
表情筋を鍛えるとハリが戻るだけでなく、顔のたるみの改善にも効果があるといわれています。
- 口角を上げて笑顔をつくる
- 目を見開いて口角と頬を引き上げ、10秒キープ
- 「あ」「い」「う」の順に口を大きく開け、それぞれ10秒キープ
以上を行うとたるみやすい目元や頬の表情筋が鍛えられ、肌にハリがよみがえってきます。
テレビやスマホを見ている時など、すきま時間に積極的に取り入れてみましょう。
40代で肌にハリを取り戻す対策⑤生活習慣を整える
40代で肌にハリを取り戻すためには、食事や睡眠、運動などの生活習慣を整えるのも大切です。
肌のハリにはコラーゲンが必要なので、コラーゲンの元になるタンパク質をとりましょう。さらにビタミンCや食物繊維などを含む食べ物も、肌のハリに効果が期待できます。
積極的に摂取できると良いですね。
また、しっかりと睡眠をとり適度に運動すれば成長ホルモンが分泌されるので、肌の新陳代謝が促進されます。その結果コラーゲンの生成に繋がります。
生活習慣を整えて40代でもハリのある肌をキープしましょう。
まとめ
今回の記事では、40代で肌にハリがないと感じる理由や原因、対策を解説しました。
40代では年齢とともに肌にハリがなくなったと感じる人が多いでしょう。
そのままにしておくと、さらに肌が乾燥してくすみを感じたり、表情筋が衰えてたるみの原因にもなってしまいます。
しかし乾燥対策や表情筋を鍛えるほか、紫外線対策やスキンケアを見直すなどの対策をすると、肌にハリを取り戻せますよ。
しっかり対策して、ハリのある美しい肌になりましょう!