2024.11.08
大人ニキビが治らないのはなぜ?ニキビの3大原因と種類別対処法
大人でもニキビが治らず、悩んでいる方は少なくありません。一度できるとなかなか治らないため、どのようなケアを取り入れてよいか、わからない方もいるでしょう。
大人ニキビを治すには、ニキビができる原因と対処方法を知ることが大切です。
今回は、大人ニキビの原因と種類別の対処法をご紹介します。大人ニキビがなかなか治らない方は、必見ですよ!
ニキビができる3大原因
ニキビができる原因は人によりさまざまあるものの、ここでは多くの方に当てはまる3大原因について見ていきましょう。
一見ニキビは、脂性肌の方に多く見られると思われがち。しかし、肌質問わずニキビができる可能性は考えられます。ニキビが繰り返しできる方は、きちんと原因を特定しましょう。
原因1 毛穴の詰まり
毛穴の詰まりは、ニキビができる原因となり得ます。肌に不要な皮脂やメイク汚れが残ったままにしていたり皮脂を取り除こうと洗顔をしすぎたりすると、毛穴周りの角層が厚くなり、毛穴が詰まることにつながります。
また、ターンオーバーが乱れていると古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまうことで角質肥厚が起こり、毛穴が詰まりやすくなりますよ。
毛穴が詰まることで皮脂が溜まったままとなり、皮脂をエサとして増殖するアクネ菌が炎症を起こし、ニキビへと成長していきます。
原因2 過剰な皮脂
皮脂は肌のうるおいを保ったり乾燥を防いだりと、肌にとって欠かせない存在です。しかし、過剰な皮脂の分泌はニキビができる原因の一つ。
脂性肌の方や肌に必要なうるおいが足りていなかったり、ホルモンバランスが乱れたりすることで、皮脂が過剰に分泌されます。過剰な皮脂の分泌をそのままにしているとアクネ菌が増え、ニキビができやすくなる原因となります。
原因3 アクネ菌の増殖
アクネ菌はニキビの見られない、すこやかな肌にも存在している常在菌です。
過剰な皮脂の分泌や毛穴が詰まり皮脂が排出されないことで、アクネ菌は増殖します。次第に炎症を引き起こし、ニキビの悪化へとつながります。
ニキビを発生させないようにするためにも、アクネ菌を増殖させないことが大切です。
大人ニキビと思春期ニキビは何が違うの?
20代以降にできる大人ニキビと、10代を中心にできる思春期ニキビのニキビ自体に大きな違いはありません。原因や発生場所が異なります。
大人ニキビは古い角質の蓄積・乾燥・生活習慣の乱れ・ストレスなど、多岐に渡り原因があります。皮脂分泌が多いといわれているTゾーンよりも、Uゾーンであるフェイスライン・口や顎周りなどに見られるニキビです。
一方、思春期ニキビができる原因のほとんどは過剰な皮脂によるものです。額や鼻などのTゾーンを中心にでき、皮脂分泌が多いと顔全体にも見られます。
治らないニキビの種類別 対処法
ニキビと一口にいっても、段階によって種類が異なります。種類別の対処法を行わないと、治りにくいニキビのままとなりますよ。
ニキビは段階ごと、4つにわけられます。それぞれの対処法を見ていきましょう。
白ニキビの対処法
毛穴が詰まることで皮脂が溜まっている状態の白ニキビ。炎症はなく、痛みが少ないことがほとんどです。
詰まりを取り除くために、AHAやサリチル酸などが配合されているアイテムを使い、角質ケアを取り入れましょう。ただし、なかなか取り除けないからといって、やりすぎはNG。1週間に1回など、肌の様子を見ながら行いましょう。
また、ピーリング成分は強いものがよいわけではありません。肌の状態に合っているアイテムを取り入れてくださいね。
黒ニキビの対処法
黒ニキビとは、白ニキビが空気に触れ酸化したもの。ニキビの先端が黒くなり、白ニキビよりも目立ちます。
黒ニキビの対処法は白ニキビ同様に、毛穴の詰まりを取り除くため角質ケアがおすすめ。白ニキビよりも見た目が気になるからといって、頻繁に角質ケアを行う・指で押し出したり擦ったりすることは控えましょう。
焦らず根気よく対処していくことが大切です。
赤ニキビの対処法
黒ニキビをそのままの状態にしていると、次第に赤ニキビへと成長します。赤ニキビは、アクネ菌が増殖し炎症を引き起こした状態です。人によっては痛みを感じる場合があります。
決して触らずに炎症を鎮めるケアを取り入れましょう。
抗炎症効果のある医薬部外品や薬用のスキンケアを取り入れ、肌を清潔に保ちます。そのほか、ニキビ治療薬を取り入れると、早期に炎症が鎮まる可能性もあります。
黄ニキビの対処法
赤ニキビがさらに悪化すると、毛穴が可能し膿を持つ黄ニキビへとなります。黄ニキビはニキビ跡になる可能性が高く、スキンケアだけの対処法だけでは困難なため、皮膚科専門医を受診しましょう。
外用薬や内服薬を使い、適切な治療を進めていくことが望ましいでしょう。
大人ニキビが治らない時のスキンケア 3つのポイント
大人ニキビが治らない時は、スキンケアの見直しを行いましょう。正しいスキンケアができていないと、ニキビを治療してもなかなか治りにくいですよ。
大人ニキビが治らない時のスキンケアのポイントを紹介します。3つのポイントを取り入れ、大人ニキビができにくい肌を目指しましょう。
ポイント1 正しく洗顔する
大人ニキビが治らない時は、まずが洗顔から見直すのがおすすめ。正しい洗顔をしていないと、ニキビの治りにくい肌となってしまいます。
洗顔はニキビを触らないようにたっぷりの泡で洗いましょう。洗い流す時は必要なうるおいを洗い流さないように、32〜34℃くらいのぬるま湯で洗い流すようにしてくださいね。
数ある洗顔のなかでもおすすめなのが、BISVEIL 泡ミツ洗顔。どのような洗顔料なのか詳しく見ていきましょう。
弾力のある泡がニキビを触らずに洗える
BISVEIL 泡ミツ洗顔のポイントの一つとして、もちもちの弾力泡が挙げられます。泡洗顔料のため泡立てる必要がなく、手軽にきめ細かい泡で洗顔できます。
弾力のある泡のおかげで顔と手が触れることがないため、ニキビができていても触らずに洗えますよ。ニキビができていても、肌をいたわりながら洗える洗顔料です。
うるおいのある使用感
保湿効果のあるアカシアはちみつをはじめ、水分を吸収し肌を乾燥から守る成分など、さまざまな保湿成分が配合されています。洗い上がりの乾燥を感じにくく、うるおいのある使用感ですよ。
肌に必要なうるおいが守られることで、乾燥による過剰な皮脂の分泌を抑えられる効果が期待できるでしょう。
ピーリング効果で古い角質を溜めない
BISVEIL 泡ミツ洗顔は洗うだけではなく、ピーリング効果も期待できますよ。洗顔しながら肌表面に溜まっている古い角質も洗い流せることで、すこやかな肌をキープできるでしょう。
余分な皮脂や古い角質を日々取り除き、ニキビの始まりである白ニキビを発生させないようにしましょう。
ポイント2 きちんと保湿する
ニキビができている時は油分を与えないほうがよいと思い、保湿は避けがちになる方も多いでしょう。しかし、ニキビができている時でも保湿をすることは大切です。
肌に必要なうるおいが足りていないことで肌自体がうるおわそうとするため、皮脂の過剰分泌につながります。大人ニキビは乾燥が原因でもあるため、保湿を怠らないようにしましょう。
化粧水でうるおいを与え、乳液でうるおいを閉じ込めます。肌状態によっては、油分を多く含むクリームやオイルは控えましょう。
クリームを使いたい場合は、ジェルタイプやさっぱりタイプを使うか、乾燥が気になる部分だけに使うほうがよいでしょう。
ポイント3 日焼け止めで紫外線対策する
ニキビができている時にも日焼け止めを使い、紫外線対策をしましょう。紫外線はニキビを悪化させたり、肌の乾燥を招き過剰な皮脂の分泌につながったりと、ニキビが治りにくい肌環境を作り出します。
紫外線は天候に関わらず1年中降り注いでいるため、朝のスキンケア時に忘れないようにつけましょう。
ただし、どのような日焼け止めでもよいわけではありません。なるべくニキビの負担にならないように、ノンコメドジェニックタイプがおすすめ。
すべての人にニキビのもとであるコメドができないわけではありませんが、選ぶ際の一つの目安にするとよいですよ。
ニキビ跡になる前に正しくニキビケアをしよう
ニキビは過剰な皮脂の分泌が起こり、肌表面の汚れや洗顔のしすぎによって毛穴が詰まり、アクネ菌が増殖することでできやすくなります。ニキビができたら焦らず、ニキビの種類別に対処法を行い、成長する前にケアしましょう。
大人ニキビは日々のスキンケアが大切です。できないように・できてしまってもニキビ跡になる前に正しいニキビケアの方法を行い、ニキビのない肌を目指しましょう。