2024.07.14

毛穴トラブルが起こる原因とは?正しい毛穴ケアとNG行動を紹介!

肌悩みは人によってさまざまあり、なかでも毛穴トラブルを抱えている方は多いのではないでしょうか。顔の毛穴は約20万個といわれているほど、数多くの毛穴が存在しています。ケアを間違えたり怠ったりしていると、毛穴トラブルが起こる原因につながってしまうことに。

今回は、毛穴トラブルの原因や正しい毛穴ケアについてご紹介します。毛穴ケアの方法を見直し、毛穴レスな肌を目指しましょう。

主な毛穴トラブルの種類と原因

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毛穴トラブルといっても、1つだけではありません。原因によって起こり得る毛穴トラブルは異なります。正しい毛穴ケアを行うためにも、まずは毛穴トラブルの種類と原因について見ていきましょう。

①毛穴の黒ずみ

毛穴の黒ずみは誰でも起こり得る可能性が高く、悩んでいる方も多いでしょう。
毛穴の黒ずみは皮脂や毛穴に取り残されている汚れなどが混ざることでできた白い角栓が、空気や紫外線などに触れ徐々に酸化することで現れます。


顔の中でも皮脂の分泌が多い、おでこや鼻のTゾーンによく見られます。
できたばかりの角栓はやわらかいものの、酸化し黒くなると硬くなるため、通常の洗顔では取り除きにくいタイプ。角栓が硬くなっているため、触るとざらついているのも特徴です。


また、毛穴の黒ずみは角栓が酸化してできるだけではありません。
産毛によっても黒ずみっぽく見える場合もあります。
顔の産毛も髪の毛と同じように毛周期があり、一定のサイクルによって抜けたり生えたりします。

本来であれば抜けるはずの産毛が角栓がつまっていることにより、産毛が抜けずつまるようになるのです。

すると、酸化した角栓と同じようにポツポツと黒く見える状態となります。

② 開き毛穴

開き毛穴は、脂性肌の方によく見られるタイプ。
過剰な皮脂の分泌により、毛穴が広がってしまう状態です。
皮脂が分泌し続けることにより皮脂が酸化し、毛穴周りに炎症を引き起こすことで、見た目でもわかるほどに毛穴が開いてしまいます。


ただし脂性肌だけではなく、乾燥肌の方にも起こる可能性も。
肌に必要な水分・油分が不足していると、肌はうるおわそうとして皮脂を過剰に分泌します。
ケアを行わないと開き毛穴につながることになるため、毎日のケアが大切です。


開き毛穴は皮脂分泌の多いTゾーンだけではなく、ストレス・ホルモンバランスの乱れ・生活習慣が関係し、顔全体の毛穴が開いているように見える場合もあります。
身体のサイクルが乱れることで血流が滞り、必要な栄養素が巡らなくなります。身体に必要な栄養素が運ばれないと肌状態にも影響を及ぼし、開き毛穴を引き起こしやすくなるため、注意してください。

③毛穴のたるみ

主に頬の毛穴に多く見られる毛穴のたるみ。年齢を重ねるにつれ、肌内部のコラーゲン線維やエラスチン線維が減少したり、紫外線の影響により変性したりすることで肌のハリや弾力が低下します。
肌表面を支えきれなくなることでたるみ、毛穴のたるみにもつながります。
ハリの低下が続くと、毛穴同士がつながって見える場合も。

また、肌のハリや弾力が低下することだけではなく、急激なダイエットを行うことでも毛穴のたるみが起こることもあります。
たるみは毛穴の開き同様に開いているように見えるため、判別が困難な場合も。
毛穴のたるみは肌がたるんでいることで現れるため、上を向いたり頬を持ち上げたりした際に目立たなくなるようであれば、毛穴がたるんでいる可能性が高いですよ。

④毛穴のつまり

毛穴のつまりは、毛穴の黒ずみが起こる前段階の皮脂や洗顔で取り除けなかった汚れなどが混ざりあってできた白い塊が、毛穴につまっている状態です。
毛穴がつまる原因は先述したとおり、大半は皮脂の過剰分泌によるものです。
そのほか肌のハリ低下により毛穴がたるみ開くことでつまったり、ターンオーバーが乱れることで古い角質が剥がれ落ちず、そのまま溜まったりすることで起こります。

放置することで酸化し黒ずみとなるため、早めのケアが大切です。

▶︎毛穴の黒ずみについて詳しく知りたい方はこちら

正しい毛穴ケアの洗顔方法とは?

正しい毛穴ケアの洗顔方法とは?

ご自身に起こっている毛穴トラブルの種類と原因が判明したら、正しい毛穴ケアを取り入れましょう。
毛穴ケアには洗顔がとても大切です。ただし、ただ洗顔するだけでは毛穴トラブルは防げません。


毛穴ケアの正しい洗顔方法を知り、毎日行うことで毛穴トラブルが目立ちにくくなります。
毛穴ケアの洗顔方法について、主に4つご紹介します。

しっかり泡立てて洗顔する

洗顔する際は、しっかり泡立てて洗顔することが大切。
しっかり泡立っていないと、毛穴に入り込んでいる皮脂や古い角質などが取り除けません。

泡立ちの悪い泡で洗顔することできちんと汚れが取り除けないだけではなく、顔を擦ることとなり摩擦がかかり肌を傷める可能性があります。
洗顔はたっぷり泡立て、泡で洗うように手と顔が触れないようにしましょう。

しっかり泡立てるとキメ細かい泡ができ、毛穴に入り込んでいる汚れを吸着し取り除ける効果が期待できます。
うまく泡立てられない方は、洗顔ネットを使ったり泡で出てくるタイプを使ったりすると、手軽にキメ細かい泡がつくれますよ。


また、洗顔する前は手の汚れ落とすこともポイント。きれいに見えて汚れや油分がついていると、泡立ちが悪くなることもあります。顔を洗う前に、まずは手をきれいにしてから泡をつくりましょう。

すすぎ残しのないように洗顔する

顔をすすぐ際は、すすぎ残しがないように気をつけましょう。
せっかく泡立てた泡で洗顔し汚れを吸着してもすすぎ残しがあると、一見きれいに見えても新たな汚れや皮脂と混ざり角栓となります。
毎日洗顔していてもすすぎ残しがあることで、日々汚れが蓄積することに。

また、すすぎ残しがあると毛穴トラブルだけではなく、毛穴につまった皮脂が炎症を起こしニキビになったり取り除けない角質が溜まることでくすみにもなり得ます。
すすぐ際は顔の中心だけではなく、しっかり顔全体をすすぐように意識しましょう。
特に生え際・フェイスライン・小鼻などは、すすぎ残ししやすい部位のため、念入りに洗い流してくださいね。

すすぐ回数は20〜30回・1分ほどを目安にするとよいですよ。
回数だけではなく、すすぐ際の水の温度にも気をつけましょう。

また、汚れを落とそうと熱いお湯を使ってしまうと、肌に必要なうるおいまで洗い流されてしまいます。32〜35度くらいのぬるま湯で、しっかりすすぎましょう。毛穴ケアは洗うだけではなく、すすぐ工程も大切です。

ゴシゴシ洗わずに優しく洗顔する

洗顔において毛穴の汚れを取り除こうとして、ゴシゴシと力を入れて洗うのはNG。
顔をいたわるように優しく洗顔しましょう。ゴシゴシ洗っても毛穴の汚れは落とせません。
ゴシゴシ洗うことで摩擦が起こり、肌表面を傷つけることにつながります。
肌表面が傷つくことで肌を守っているバリア機能が低下し、肌内部の水分や油分が蒸発しやすい状態になります。


知らず知らずのうちに乾燥肌となり、皮脂の過剰分泌につながることで開き毛穴になる場合も。
毛穴トラブルを引き起こさないためにも、ゴシゴシと洗わずに優しく洗顔しましょう。

洗顔後はしっかり保湿する

洗顔後はしっかり保湿することも大切です。
洗顔して肌がきれいになったら完了ではありません。洗顔後は毛穴が開いている状態のため、保湿が足りていないと乾燥状態となり、バリア機能が乱れキメが荒くなる状態に。
キメが荒くなることで毛穴が目立って見えるようになります。


洗顔後は化粧水でたっぷり水分を与え、水分が蒸発しないように乳液やクリームで蓋をして保湿しましょう。

ただし、保湿をしようと化粧水をたくさんつけることは控えてください。
肌の角質層に入る水分量は限度があるため、重ねづけは2〜3回までにしましょう。
開き毛穴やたるみ毛穴が気になる場合、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体が配合されているアイテムを取り入れるのがおすすめ。


肌がうるおっていることでバリア機能が正常に働き、キメが整うため、毛穴が目立ちにくくなりますよ。

毛穴ケアのためのおすすめ洗顔料

洗顔料で正しく毛穴ケアをするためには、洗顔料の選び方が肝心。
洗顔で毛穴ケアをしたい方には、BISVEIL 泡ミツ洗顔がおすすめ。

▼BISVEIL 泡ミツ洗顔

BISVEILの泡ミツ洗顔は、キメが細かく濃密泡が特徴的な洗顔料。
泡ミツ洗顔の泡のキメ細かさは、一般的な洗顔料に比べて約2倍。
そのキメの細かい泡が毛穴悩みの原因となる余分な皮脂、古い角質、角栓をしっかり吸着して洗い流します。
そのため、他の洗顔料とは全くちがうすっきりとした洗い心地に。

また、泡ミツ洗顔は1年のうち1週間しか咲かないと言われているアカシアの花から採れた貴重な「アカシアはちみつ」を贅沢に配合。
この貴重なはちみつが保湿成分としてはたらくので、洗い上がりもしっとりうるおいのある肌に。

ぜひ一度お試しくださいね。

▶︎詳しくはこちら

毛穴ケアでやってはいけないNG行動3つ

毛穴ケアでやってはいけないNG行動3つ

毛穴ケアには、やってはいけないことがあります。
「毛穴ケアによい」と思ってやっていることが毛穴トラブルを引き起こす原因になっている場合も。

毛穴ケアでやってはいけないNG行動について見ていきましょう。

①角栓を無理やり押し出す

角栓がつまり、肌がざらついていると気になる方もいるでしょう。
ついつい角栓を押し出したくなるものの、無理やり取り除くのは控えましょう。
無理やり押し出すことで、肌が傷つくことにつながります。

指を使って押し出すと指に付着している汚れが毛穴に入りやすくなり、炎症を引き起こすことも。
炎症が起こることでさらに皮脂が分泌し、つまりやすくなることで皮脂のつまりが加速してしまいます。

指を使わず角栓を押し出すアイテムやピンセットを使っても、肌に刺激を与えることに変わりはないためやめましょう。
角栓を押し出してもすぐに新たな角栓ができるため、意味がありません。

②紫外線対策を怠る

紫外線対策を怠ることでも、毛穴トラブルにつながります。
紫外線を浴びることで、肌の弾力やハリを担うコラーゲン線維やエラスチン線維が変性します。
本来の形を保てなくなることで肌のハリが低下し、たるみ毛穴が現れるようになるのです。


また、肌を守っているバリア機能が低下し、肌の乾燥にもつながります。
乾燥することで皮脂の過剰分泌につながったり、バリア機能が低下することでキメが乱れたりして、毛穴が目立ちやすくなります。
毛穴がつまっていることで角栓が酸化し、黒ずみ毛穴ができやすくなることも。


紫外線は365日降り注いでいるため、毛穴トラブルを防ぐためにも紫外線ケアを怠らないようにしましょう。
紫外線は窓をとおり屋内に入ってくるため、スキンケアを行う流れで日焼け止めを塗りましょう。

耐久性のよい日焼け止めでも汗や擦れによってムラができるため、塗り直しは必須です。
メイクをしている場合、紫外線カット効果のあるパウダーを重ねたり、スプレータイプの日焼け止めを使ったりしましょう。


外出する際は日傘や帽子などを使い、紫外線対策をしてくださいね、

③生活習慣が乱れている

生活習慣が乱れていることも、毛穴トラブルにつながります。
特に食生活と睡眠に気をつけ、規則正しい生活を心がけましょう。


脂っこい食事やファーストフードなど栄養が偏っている食生活は、皮脂が分泌しやすくなります。
余分な皮脂をつくり出さないためにも、皮脂の分泌を抑えるビタミンB2やB6がおすすめ。

また、肌のターンオーバーが乱れていると古い角質が溜まる原因にもなるため、ターンオーバーを促す栄養素を摂取しましょう。
ターンオーバーを活発にするビタミンAや、ターンオーバーを正常に保つビタミンB群を摂取することで、ターンオーバーを促す働きが期待できますよ。


毎日同じ時間に睡眠時間を確保することも大切です。
睡眠時は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が交互に行われています。
眠り始めの約3時間のノンレム睡眠時に、肌に欠かせない成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンはターンオーバーを促すためにも欠かせないため、睡眠はとても大切です。
質のよい睡眠を取るためにも、寝る前はリラックスしたり適度な運動を行ったりして、体内時計を整えましょう。

正しい毛穴ケア方法で美肌を目指そう!

毛穴トラブルを引き起こさないためにも、毎日正しい毛穴ケア方法を行うことは大切です。
今起こっている毛穴トラブルをなくすためにも、正しい洗顔方法を行ってくださいね。
しっかり泡を立てて、すすぎ残しのないようにしましょう。

洗顔後は水分を与え油分のあるアイテムを使い蓋をし、うるおいを保ってくださいね。
洗顔方法だけではなく、生活習慣の見直しや紫外線対策を行い美肌を目指しましょう。