2024.10.22
洗顔料の正しい選び方とは?肌質や洗顔料をタイプ別に徹底比較!おすすめ商品も紹介
毎日のスキンケアに欠かせない洗顔。ところが「毎日しっかり洗顔しているのに、肌がゴワゴワする・・・」「日中もべたつきが気になる・・・」なんてことはありませんか?
もしかしたら、いつも使っている洗顔料があなたのお肌に合っていないのかもしれません。
洗顔料の選び方や洗顔料のタイプにおける特徴を知っておかないと、毛穴汚れやシワの原因ともなってしまいます。
そこで今回は、
肌質に合った洗顔料の選び方
好みやライフスタイルに合わせた洗顔料のタイプ
おすすめの洗顔料
を詳しく紹介します。
自分に合った洗顔料を選び正しく使うことで、より良い素肌になるための基礎となるでしょう。
洗顔料選びはなぜ重要?洗顔の目的と効果
スキンケアの基本といわれている洗顔。洗顔の目的はほこりや余分な皮脂、古い角質を洗い流し清潔な肌を保つことです。肌を清潔に保つことでバリア機能を高めたり、代謝を促したりする効果があります。また洗顔後のスキンケアを浸透しやすくするための土台づくりともいえるでしょう。
しかし、せっかく洗顔をしても洗顔料選びを間違えてしまったり、正しい洗顔ができていなかったりすると乾燥やニキビといった肌トラブルを招いてしまう可能性があります。洗顔料選びは美肌を目指すうえでとても重要なポイント。ぜひ自分にぴったりの洗顔料をみつけてくださいね。
洗顔料はどうやって選ぶべき?
自分に合う洗顔料といっても、たくさんの種類の洗顔料が売られていて何を選べばよいのか迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。
ここでは洗顔料の選び方をご紹介します。
- 自分の肌タイプを知る
- 自分の肌質に合わせて選ぶ
- 肌悩みに合わせて選ぶ
- 洗顔料のタイプで選ぶ
- 肌への負担が少ない成分を選ぶ
- 天然成分にこだわった洗顔料を選ぶ
毎日の洗顔にこだわって美肌を目指したいと思っている人は、チェックしてみてください。きっとぴったりの洗顔料が見つかるはずです。
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
自分の肌タイプを知る
肌タイプを知ることは洗顔料を選ぶための大事なステップです。でも、自分がどんな肌質なのかわからないという人もいるかもしれません。そんな人のために簡単な見分け方をご紹介します。
洗顔後水分をふき取り、化粧水など何もつけずに10分置いて肌状態を確認してください。
- 顔の全体につっぱる感じがある方は乾燥肌
- 顔の全体にテカリやべたつきを感じる方は脂性肌
- 頬などはつっぱるが、Tゾーンにはテカリがある方は混合肌
- つっぱるのとテカリどちらも感じない方は普通肌(水分と油分のバランスが良くバリア機能も整った肌)
まず、自分の肌タイプを理解してタイプに合う洗顔料を選ぶことをおすすめします!
自分の肌質に合わせて選ぶ
おすすめの洗顔料は肌質により異なります。肌タイプ別に合う洗顔料のタイプを以下にまとめました。
肌タイプ | 敏感肌 | 乾燥肌 | 混合肌 | 脂性肌 |
おすすめの洗顔料タイプ | 無添加処方で低刺激なもの | 洗浄力はマイルドで泡立ちがよいもの | 洗浄力はマイルドで保湿効果があるもの | 洗浄力の強いもの(スクラブやピーリング成分なども〇) |
以上の4つの肌質について詳しく見ていきましょう。
敏感肌の場合
敏感肌は水分量や皮脂量を問わず刺激に弱い状態。紫外線や摩擦などで皮膚にダメージが当たると炎症が起こりがちです。
洗浄力の高い洗顔料を選んでしまうと、たちまち肌がピリピリして赤くなってしまうでしょう。
また、肌のターンオーバーの乱れも起きやすく、肌が乾燥するため特に水分量の少ない鼻は、毛穴汚れも目立ちがち。
敏感肌は毛穴汚れを取ろうとスクラブ入りのピーリング効果のある洗顔料を使っても、肌が負けてしまうのでさらに悪化するおそれがあるでしょう。
洗顔料は弱酸性のものを使い、泡を作って優しく洗いあげられるものを選ぶようにしましょう。
肌トラブルの起きやすい敏感肌は、洗顔料の成分によく注意し、洗顔後は水分を逃さないよう保湿をしっかりしてください。
乾燥肌の場合
乾燥肌は肌の保水力が低く、皮膚のバリア機能も低下している状態です。そのため肌に刺激を感じやすく、カサついて化粧ノリもよくありません。
洗顔料は皮脂を取りすぎないように泡立ちのよい石鹸や弱酸性のものを選ぶようにしましょう。
汚れをきちんと落とすのはもちろんですが、肌のうるおいを保つ保湿成分が含まれている洗顔料がおすすめです。
また、洗顔後の乾燥を防ぐためにしっとりタイプの化粧水を使用するとなお効果は持続するでしょう。
混合肌の場合
混合肌とは脂性肌と乾燥肌の部分が合わさったタイプです。口の周りは乾燥してカサカサしているのに、小鼻周りは脂でテカテカしているイメージです。
また、季節の変わり目や湿度が低いときなどの環境の変化によって乾燥肌にも脂性肌にもなるため、その時にあうケアをしてあげないといけません。
洗顔料は洗浄力がマイルドで、保湿成分の配合されたものを選びましょう。特に刺激成分(アルコールや合成界面活性剤など)が含まれていないか注意してください。
▶︎参考:モテたい女子必見!肌タイプ別おすすめスキンケア<混合肌編>|ハピハピBest
脂性肌の場合
脂性肌は肌の水分も皮脂も多いため、汚れが付着しやすいです。過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞いでしまうことで、ニキビの原因にもなるでしょう。
余分な皮脂や汚れを取り除くために洗浄力のある洗顔料を選びましょう。例えば固形石鹸などの油分が少なくて洗いあがりがさっぱりしたものがベストです。
低刺激性のスクラブやピーリング成分が配合された洗顔料も良いでしょう。
肌悩みに合わせて選ぶ
肌悩みがある人は、肌質に加えて悩みに合った成分が含まれているかにこだわって選ぶのもよいでしょう。
毛穴の黒ずみや角栓が気になる人は、毛穴汚れや余分な皮脂を落としてくれる成分の酵素や乳酸、泥やクレイが含まれているものがおすすめ。くすみやシミの悩みはターンオーバーを整えることで改善されることが多いので、しっかり洗浄効果がありながら保湿成分が多く含まれた洗顔料を。ニキビができてしまった時は、抗炎症成分が含まれたアイテムを選ぶなど、肌の悩みに合った成分に注目してみてはいかがでしょうか。
洗顔料のタイプで選ぶ
洗顔料にはさまざまなタイプがあり、簡単に特徴をまとめました。
洗顔料タイプ | クリームタイプ | 石けんタイプ | パウダータイプ | 泡タイプ(ポンプタイプ) | 泡タイプ(缶タイプ) |
特徴 | 伸びがよく、種類が多い | 洗浄力が高い。配合成分がシンプル | 酵素入りで毛穴汚れにおすすめ | ポンプ式で押すだけで泡が出てくるため時短 | スプレーを押すだけで泡が出てくるため時短 |
以上の5つのタイプについて詳しく見ていきましょう。
クリームタイプ
洗顔料の中で最も一般的に普及しているのがクリームタイプ。
伸びのよいテクスチャで、使用量の調節が簡単です。しっかりとした泡を作りやすく、洗いあがりはしっとりです。
水分と油分がバランスよく配合しているため、クレンジング力がありながらも余計な皮脂を落としすぎません。
製品によって界面活性剤や保湿成分、油分の配合などが違いバラエティが豊かなため、洗浄力や香り、洗いあがりの感触で自分の好みに合うものを選びやすいでしょう。
石けんタイプ
石けんタイプは泡立ちがよく、洗いあがりがさっぱりしているのが特徴です。
洗浄力が強いため、ボディにも使えるものも。
また、グリセリンなどの保湿剤を配合している石けんであれば皮膚の保護作用があるため、肌にも低刺激でしょう。
泡立てが少ないと十分な洗浄効果が得られないため、泡立てが苦手な方は簡単にきめ細かい泡を作れる泡立てネットを使うことをおすすめします。
パウダータイプ
パウダータイプは粉状で酵素を含んだ洗顔料が多くあります。
酵素の力で古い角質を分解し、毛穴汚れや黒ずみを落とす効果が期待できます。
パウダータイプを使用するときは、泡立てネットなどで泡立てて使用しましょう。
しかし、角質を落とす効果のある酵素洗顔は、使用頻度が多いと必要な皮脂まで落としてしまう可能性もあります。
パウダー洗顔を使用するときは、使用頻度を守るように注意しましょう。
泡タイプ(ポンプタイプ)
ポンプを押して泡を出すタイプの洗顔料は、量を調整しやすく、使い勝手の良さが特徴です。
押し出すだけで泡が出てくるため、泡立てる手間が省けます。たっぷりの泡で肌への摩擦を抑え、負担を最小限にできるでしょう。
泡のポンプタイプはそれぞれ独自の構造をしたポンプを使ったり配合された洗浄剤が違ったりするため、専用のものでないと泡になって出てこない可能性があります。
必ず、詰め替え専用の商品を購入するようにしましょう。
泡タイプ(缶タイプ)
缶タイプで泡が出てくる洗顔料は主に炭酸ガスなどが製品に含まれているため、より微細で濃密な泡が出ます。
そのため毛穴の奥まで泡が入り込み汚れをキャッチ。一般的な洗顔料と比べても汚れを落としやすいです。
また、濃密な泡がクッションとなり、使い心地が気持ち良いのもポイント。肌をやさしく洗いあげられるうえ、刺激も少なくなります。
缶タイプは使い捨てが一般的なため、他の詰め替え商品のように容器を洗って入れなおす手間もありません。使用後の廃棄方法については説明書などを参考にしてください。
肌への負担が少ない成分を選ぶ
洗顔後につっぱる感じやヒリヒリしやすい方は、肌への負担が少ないものを選びましょう。一般的にはせっけんタイプよりも泡タイプのほうが肌の負担は少ないです。
まずは成分をチェックし、無添加処方や敏感肌用のものが安心です。
刺激成分である
- アルコールやエタノール
- 洗浄力の強いオイル(鉱物油など)
- 界面活性剤
などが含まれていないか注意します。
界面活性剤については多くの洗顔料に入っている原料ですが、植物性のものなど肌にやさしい成分を配合しているものを選ぶと良いでしょう。
また、洗顔後のしっとり感を出すための保湿成分が配合されているものがおすすめです。
天然成分にこだわった洗顔料を選ぶ
洗顔料は毎日、朝晩肌に直接触れるもの。天然由来成分にこだわって選ぶのもおすすめです。
洗浄力にこだわりたい人でも天然由来の界面活性剤なら、マイルドな洗浄力で洗いながら肌にうるおいを残すことができます。乾燥などで敏感になった肌にも安心して使えますよ。また、天然由来の食物エキスはうるおい、ツヤ、ハリ、透明感アップなどさまざまな美容効果を含むものがあるので肌悩みに合った成分を探してみるのも。
おすすめの洗顔料を紹介
ここまで肌タイプや、肌悩みに合った洗顔料の選び方をご紹介しました。そのうえで配合成分や使用方法に注目してみるとよいですね。
それでもなかなかぴったりのアイテムがみつからない、という人におすすめの泡タイプ(缶)洗顔料「BISVEIL泡ミツ洗顔」をご紹介します。特に乾燥肌やくすみ、黒ずみが気になる人にぴったりな泡洗顔です。
おすすめポイント1.濃密な泡で肌へのダメージを防ぐ
超濃密でソフトクリームのような泡が、摩擦から肌を守って洗います。
たっぷりの泡をそっと肌にのせ、やさしくマッサージをするようにくるくるとなじませましょう。
このときに指でこすらないのがポイント。泡ミツ洗顔であれば、こすらなくても弾力のある泡がやさしく洗いあげ、肌トラブルを防ぎます。
おすすめポイント2.泡で出てくるタイプで時短
泡ミツ洗顔はワンプッシュで泡が出てくるタイプなので忙しい朝にもぴったり。
わざわざ手を使って泡立てることなく、最初からキメ細かい濃密泡が出てきます。
ポンプタイプの泡と比べても、泡の細かさは約2倍。この細かい泡が毛穴の黒ずみにアプローチします。
時短でありながら美容効果も得られるのは、ワンプッシュで泡が出てくるタイプだからこそです。
おすすめポイント3.はちみつで洗い上がりもしっとり
泡ミツ洗顔で使用するはちみつは、美容にうれしい効果がたっぷり。
保湿効果はもちろん、皮脂分泌を調整するビタミンCや殺菌効果のあるグルコン酸が含まれており、ニキビのもととなるアクネ菌などの細胞にはたらきかけます。
その秘密は、「はちみつの女王」とも呼ばれる「ニセアカシア」という樹木から採取されます。
なんと毎年4~5月の一週間しか咲かない貴重なアカシアはちみつです。
さらに、アカシアはちみつには酵素が含まれているので、古くなった角質を取り除くピーリング効果も。
はちみつ由来の保湿成分はアカシアはちみつ、発酵ローズはちみつ、加水分解ローヤルゼリータンパクの3つを配合しているため、洗いあがりもしっとりです。
おすすめポイント4.炭酸配合で肌をじんわり柔らげる
泡ミツ洗顔は炭酸濃度約3,000ppm配合。たくさんの炭酸が含まれた泡で、肌をじんわり柔らげます。
炭酸の力で、ゴワついて硬くなった肌を包み込み、古い角質や毛穴の奥の汚れまで落として美容成分を角質層まで浸透しやすくします。
また、シュワシュワの炭酸泡でやさしくマッサージをすることで血行を促進します。
定期便ではないので、ぜひ一度お試しくださいね。
正しい洗顔の方法
自分に合う洗顔料を選んでも、洗顔方法が間違っていたらせっかくの美容効果が半減してしまいます。
洗顔の美容効果を引き出すために、正しい洗顔方法で洗いましょう。
ここでは、基本的な正しい洗顔方法について解説します。
正しい洗顔方法①ぬるま湯で洗う
洗顔料を使う前にぬるま湯で顔を洗います。
熱すぎると皮脂を取り過ぎて乾燥の原因となります。
また、シャワーを直接顔に当てると肌への刺激となるので、両手ですくって優しく洗いましょう。
正しい洗顔方法②たっぷりの泡で汚れを落とす
クリームや石鹸タイプの洗顔は、使用する前にしっかり泡立ててから洗顔しましょう。
両手で顔に泡を密着させるようにしながら、顔全体に広げていきます。
手で擦らずたっぷりの泡で汚れを浮かすようにして洗ってください。
正しい洗顔方法③ぬるま湯でしっかり流す
洗顔料で洗ったら、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
洗い流すときもシャワーではなく、両手をすくって優しくすすぎます。
フェイスラインや生え際などにすすぎ残しがあると肌トラブルの原因となるので、20回以上すすいでください。
自分に合った洗顔を選んで、美肌を手に入れよう!
洗顔料の選び方として、洗顔料のタイプとそれぞれの肌質に合った選び方をご紹介しました。
- 脂性肌は洗浄力を重視し、敏感肌、乾燥肌、混合肌は成分に注意して保湿効果のあるものを選ぶとよい
- 洗顔料は「クリームタイプ」「石けんタイプ」「泡タイプ(ポンプタイプ)」「泡タイプ(缶タイプ)」の4種類がある
- 自分の肌タイプを見極め、好みの洗顔料を試して肌への負担が少ないものを選ぶとよい
- 洗顔後につっぱりやすい乾燥肌やくすみ・黒ずみが気になる方は、「BISVEIL泡ミツ洗顔」がおすすめ
毎日のスキンケアを効果的にするためには肌に合った洗顔料を選び、肌にやさしい方法で洗顔していくことがとても大切です。
今回の記事を参考に、自分の肌質に合う洗顔料を選んで理想の洗顔を叶えてください。